The Gruffalo
ライミング絵本に先日 Dr Seussの本を挙げたけど、イギリスでライミングといえば、Julia Donaldsonの "The Gruffalo"が真っ先に思いつきます。この本を置いていない書店や図書館はないんじゃないかな。映画にもなっています。学校のホリデー期間になると、 Gruffaloをテーマにした舞台やアクティビティが催されて、家族連れに人気です。私も、子供を連れて郊外の森のGruffaloをテーマにしたトレイルに出かけたことがあります。クイズに答えたり、隠されてる絵や言葉を探探したりしながら、ゴールを目指します。全部正解したら、最後にちょっとしたご褒美やステッカーをもらえたりすることもあって、うちの子はトレイルが大好き。この森にはフクロウがいつもいるし、(展示用ですが)時にはリスやネズミが目の前を駆け抜けていったり。Gruffaloの世界って、実際身近に感じられちゃうのが魅力の一つでしょうか。へびはまだ見たことないですが。このトレイル、出口には大きなGruffaloの木彫りが置いてありましたよ。
Gruffalo、キャラクターグッズもたくさん販売されています。先日、子供の友達の赤ちゃんが、このGraffaloの着ぐるみコートを着てベビーカーで眠っているのを見て、思わずにっこり。森で一番恐ろしいGraffaloの着ぐるみを天使のような赤ちゃんが着ている、それだけで受けるんでしょうね。
このGraffalo、学校の教材に使われています。うちの子供は1年生(year1) の時に、実際この絵本を使って学びました。森のネズミが天敵(フクロウ、蛇、狐)に出会うたび、森一番の恐ろしいグラッファローのことを話して危機を脱するのだけど、その時にグラッファローについてどんなに恐ろしいかを説明します。物事を説明することを練習をするんですね。 ネズミが3匹に話したことを絵に書いていくと。。。。グラッファローが出来上がり!色を使った説明も多く、幼児の塗り絵に使われてるのもよく見ます。日本語版は「もりでいちばんつよいのは?」というタイトルなんですね。この本の中に、イギリスっぽい食べ物の描写もあるんだけど、どんな風に描かれてるのかな。この本、読み方次第で、色々広がりそうです。
シリーズ続編。
The Gruffalo’s Child [ Julia Donaldson ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 洋書 > BOOKS FOR KIDS
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 870円
ぼくのクジラ
先日ニュージーランドで400頭以上のクジラが浜辺に打ち上げられたことがニュースで伝えられました。必死の救出作戦の様子がテレビの画面に映し出され、子供が「シャチだ!」と釘付けに。うちの子供は海洋生物、中でもシャチが大好き。背中に走った白のラインが目に入り、シャチに見えたけど、実際はゴンドウクジラの群れだったよう。100頭ほどは満潮時に合わせて海に戻せたようだけど、多くのクジラは残念ながら死んでしまったよう。。。映像が映るたびに子供は涙目です。
今、ちょうど子供と読んでいる本が「ぼくのクジラ」1頭の打ち上げられたクジラを必死に助けようとする少年の話で、日陰を作ったり、体に海藻を貼って水をかけ続けながら、満潮を待つのですが、この映像を見てとてもリアルに感じました。この本に登場するのは、コマッコウという深海に住む変わった歯を持つクジラなんだそうです。ぼくのクジラは、無事海に帰れるんですが、ニュースのクジラたちは多くが帰れないわけですね。。。悲しいことです。続報が伝わり、浜辺に並ぶクジラたちの姿を見て、「助けに行きたい。」と涙ぐむ我が子。辛いニュースですが、自然の大切さ、共生してゆくことを何か子供なりに感じてくれたらいいな。でもお願いだから、将来某環境NGO団体にかかわったりとか絶対やめてよ。。。。夫ともに強く案じております。でもきっとこういうところから目覚めていく人たちもいるのだろう。バランス感のある人に育っておくれ。
Dick Whittington
Dick Whittington (Little Press Story Time) by
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 洋書 > FICTION & LITERTURE
- ショップ: Awesome Books
- 価格: 725円
人乗せて気づいた車汚すぎ(汗)
子供のクラスメートの誕生日パーティーに行った。きた時はいい天気だったのだが、玄関を出ると一転、風が出て霧のような雨が降っていた。ふと、子供が仲良くしている友達とそのお父さんが歩いてパーティーから帰る姿が目にはいった。朝晴れだったからか、油断したのか、雨をしのげるコートを着ていない。その子はパーティー中咳をずっとしていた。咳のせいで夜よく眠れていないのだとお父さんが話していた。ここから駅までそう遠くもないけれど、下車してからも家まで距離があるかもしれない。咳をしているのに濡れるのは良くないだろう。ポータブルのカーシートがあることを思い出し、車を停めて、よかったら乗りませんかと声をかけた。
と、ドア開けようとして改めて気づいたけど、めっちゃ汚いやんかーーーーー!
ティッシュや丸めたレシート、小銭にチラシ、空のペットボトルなどなど、ゴミだらけ。後ろの座席は子供のお菓子に粉だらけ。すいません。汚いですけど。。。と言い訳しながら、せめて声かける前に座席くらい手で払っときゃよかったと思う私。でもまあ電車で帰ると時間もかかるから、きっと感謝されたと思う。友達を家まで送り届け、見送る二人に手を振りながら、さっきまでそのお父さんが乗っていた助手席の足元を見やると、脱いだ靴下が落ちていた。。。。車はもうちょっと普段から片付けるようにせねばいかんね(汗)
Not now, Bernard
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
子供と一緒に読んだ本の備忘録にブログ始めて見ます。この絵本、正直ひどい絵なんですけど、すごくいいです。子供より、大人向けの絵本かも?親として、つまされるものがあります。昔、友達が引用してた印象的な子育て心得四訓、
ー乳児はしっかり肌を離すな
ー幼児は肌を離せ手を離すな
ー少年は手を離せ目を離すな
ー青年は目を離せ心を離すな
誰のことばか知らないけど、この絵本の最後のオチに、この「目を離すな」がドカンと胸にきます。子育ては一瞬、今一緒に過ごせる時間に感謝して、見逃さないようにしたいです。
しかし、なんでこんな値段なの?300円くらいの本だよね。。。