Dear zoo
- 作者: Rod Campbell
- 出版社/メーカー: Little Simon
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: ボードブック
- 購入: 4人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- Board book: 18 pages
- Age Range: 1 - 5 years
⭐️⭐️⭐️⭐️
ペットを送ってくださいと動物園に手紙を書いたら、動物園から次々に箱が届きます。さて、その中に入っているのは。。。?ぴったりの、ペットは見つかるでしょうか。
誰もが知っている仕掛け絵本のベストセラー。推薦絵本には必ず登場するし、どこの図書館や本屋にでも置いてあるんじゃないでしょうか。うちの子の喰いつきは、それほどでもなかったけれど、動物がいっぱい出て来て子供は大好き。動物や、箱のサイズを表す形容詞がいっぱい登場。
The odd egg
- Board book: 14 pages
- Age Range: 3 - 6 years
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
鳥たちはみんな卵を抱いてひながかえるのを心待ちにしています。自分も卵が欲しいアヒル(雄)はある日、不思議な大きなたまごを見つけて大喜び。さてどんな赤ちゃんがでてくるのでしょうか。
イースターなので、卵をテーマにした可愛いこの絵本を。この絵本でEmily Gravettを知り、作品をかたっぱしから読んだけど、私の中ではこの絵本が一番。イラストも可愛いし、最後のオチもいいいい。
Emily Gravettの作品は優しい色使いのほのぼのとするタッチのイラストと、ユーモアあり。どれも文章はほとんどないので、多読目的する人にはふさわしくないけど、イラストはどれも素敵で眺めて楽しむ絵本。子供より大人受けするんじゃないかと思う。うちの子には受けなかった。
ちょっと狙いすぎ、奇をてらいすぎと、好みじゃない作品もあるのだけれど、記憶に残るものは以下。
赤ちゃん絵本。ペンパイナップルアップルペン的な感じ?
- 作者: Emily Gravett
- 出版社/メーカー: Macmillan Children's Books
- 発売日: 2007/01/05
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
これ人気。幼児はみんな子猿ですね。
犬好きは見てるだけで楽しい。
いろんなものに変身するのが可愛い。
Winnie's Dinosaur Day
Winnie's Dinosaur Day (Winnie the Witch)
- 作者: Valerie Thomas,Korky Paul
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2013/03/07
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
- Paperback: 32
- Age Range: - 5 years
- ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
魔女のWinnieは面白いものがいっぱいある博物館が大好き。中でも恐竜コーナーがお気に入り。博物館の恐竜の絵画コンテストに参加することにしたWinnieだが、恐竜ってどんな姿をしてるんだっけ?本物の恐竜を見るために、魔法の杖を一振り。Winnie はパートナーの猫Wilburと一緒に恐竜時代へタイムスリップ。
恐竜大好きな時に出会った絵本で、この後子供はWinnieシリーズにはまりました。Kork Paulのイラストがとても楽しい。どのページにもいろんなものが描きこまれていて、それを探すのが子供には面白い。特にWinnieの家は蛇やら蜘蛛、目玉がたくさん潜んでいて、それらを指差しては大喜び。アブラカダブラーの呪文のシーンも大好き。ちょうど、自分で字を読み始めた頃で
絵本シリーズを読み尽くしたら、ペーパーバックシリーズを学校から図書館から借りて来た読み始めた時はびっくりした。これ以降、絵本から本へ移行していきます。
ブックシリーズは、挿絵は同じイラストレーターですが、造語が多くて(面白く作り変えている)読みにくく、結局読んだのは2冊くらい。その後、あれだけ好きだったWinnieシリーズも、怖がりの我が子は怖がるようになり魔女ものには一切手を触れなくなったけど、幼稚園時代(3−4歳)の頃の親子共にいちばんのお気に入りのシリーズ絵本です。ほとんど読みましたが、どれも面白かったです。
1作目は文句なしにオススメ。Winnieの黒い家がめちゃくちゃ面白い。
- 作者: Val'rie Thomas,Valerie Thomas
- 出版社/メーカー: Oxford University Press, USA
- 発売日: 2006/08/03
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
恐竜と並んで小さい男の子の心を掴むのはドラゴン。これも好きでした。
Winnie's Midnight Dragon (Winnie the Witch)
- 作者: Valerie Thomas,Korky Paul
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2007/02/03
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
チャーリーを探せならぬWinnieを探せ。絵本以上に好きでした。アクティビティブック。
What Can You Spot in Winnie's World? (Winnie the Witch)
- 作者: Valerie Thomas,Korky Paul
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2013/10/03
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
Spot goes to farm
Spot Goes to the Farm (Spot - Original Lift The Flap)
- 作者: Eric Hill
- 出版社/メーカー: Warne
- 発売日: 2010/01/07
- メディア: ボードブック
- この商品を含むブログを見る
- Age Range: 1 - 3 years
- ⭐️⭐️⭐️⭐️
- お友達に3歳の誕生日にプレゼントしてもらった仕掛け絵本。 定番の人気本。
- ファームの動物たちがあちこちに隠れています。めくったり開いたりする仕掛け絵本は赤ちゃん、幼児向け絵本として人気です。ファームものも、すごく多いです。英語は動物の名前もcalf/ cowみたいに仔と親で変わるし、飼育小屋の名前もbarn, styと色々あって私たちにはちょっと馴染みないけど、こうやって言葉を覚えていくんだなあ。
こちらは家の中に動物が隠れています。とてもシンプルな絵本だけど、家にあるものの名称、そして場所を示すin, on under, behindなどの前置詞の使い方に親しめて感心します。
The folk of the faraway tree
The Folk of the Faraway Tree: Book 3 (The Magic Faraway Tree)
- 作者: Enid Blyton
- 出版社/メーカー: Hodder Children's Books
- 発売日: 2015/07/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- Paperback: 224 pages
- Age Range: 5 years and up
🌟 🌟 🌟 🌟 🌟
The magic faraway tree 3作目。
Joe, Beth and Frannieの家にわがままで高慢ちきなConnieがしばらく滞在することになった。みんなConnieにうんざりしつつも、一緒にFaraway tree, そしてその上の不思議な国での冒険を繰り広げる。分別ない無責任な自分の行動で、トラブルを引き起こすConnieも皆との冒険を通じて成長し、自分の家に帰る頃には少し分別が持てるようになる。
今回もいろんな国に訪れ事件が怒るというパターン的には同じなのだけど、Faraway treeが死にかける、という大事件が起こり、なんとか助けようと奮闘するところが印象的だった様子。面白かったのは、Wazaname氏の本当の名前がわかるところらしい。
休みに入り、ものすごいスピードで読んでいる我が子。この調子だと、買っておいたEnid Blyton作品全部読み終えて図書館に行かねばならないかも。
The kite runner
⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️
多読、と言ってもなかなか進まず、本棚のハリーポッターもそれこそ何年もかかって読み終えた私が、夢中になり寝る間も惜しんで一気に読み上げた本。面白い本や心を打つ本は英語が足かせになることはない、と証明してくれた本。
アフガニスタンの首都カブール。大金持ちで名士の息子アミールと、使用人の息子ハッサン。乳兄弟である二人は、毎日一緒に遊び成長していく。凧合戦の日に起きた事件を機に、アミールは後ろめたさからハッサンと距離を取るようになっていく。そして、さらにひどい仕打ちを重ねて、ハッサン親子を家から追い出してしまう。
ソ連によるアフガニスタン侵攻が始まり、アミールは父とアメリカへ亡命。
その後、伴侶を得て、作家になったアミールの元にパキスタンにいる父の親友から電話が入り、アミールはタリバン支配化の故郷アフガニスタンへ赴くことになる。
アフガニスタンでの子ども時代。
戦争が始まり亡命までの道のり、そしてアメリカでの厳しい生活。
そして、タリバン支配化のアフガニスタンへと場面を移していくのだが、目が腫れるほど、何度も読みながら涙を流した。ハッサンの純真さに涙し、アメリカで苦境の生活の中においても、誇り高いアミールの父、ババの姿に心を打たれまた涙。ババみたいに子供のために命をすり減らせるような親でありたい。
名前はよく耳にするものの、戦火の絶えない危険な国、とぼんやりしたイメージを抱いていた遠い国、アフガニスタン。読後、歴史など調べて、知ろうと思うようになった。複雑な背景で、知ることは果てしない。でも目が新しいところに開かされるきっかけになったのは間違いない。私の心に強く、強烈な印象を与えた本。人に強く勧めたい1冊です。
映画は小説に忠実にできているそう。ぜひ見たい。
The withches
- 作者: Roald Dahl,Quentin Blake
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- Paperback: 224 pages
- Age Range: 9 - 11 years
⭐️ ⭐️ ⭐️
おとぎ話ではない、本当にいる魔女の話。主人公は両親を事故で亡くしノルウェーでおばあさんと二人暮らし。おばあさんは魔女の話をよく聞かせてくれる。魔女は一見普通の姿をしているのだ、子供が大嫌いで、この世から全ての子供を消そうとしているのだと。ある夏、イギリス南部のビーチで過ごすことになった主人公は、なんとそこで本物の魔女たちに遭遇してしまう。
子供に頼まれていた本と間違って図書館で借りて来ました。
導入部は流石の面白さで、ホテルで魔女の集会に居合せた主人公がネズミに変えられてしまうところまでは一気に引き込まれたが、結末は私の好みではないです。魔女を退治しても主人公は人間に戻らない。だからこそリアリティがあって面白いというレビューが多いけど、学校に行ってつまらない生活を送るよりは、ネズミライフの方が楽しい、というくだり、好きになれない。学校行く方が楽しいっちゅーねん!ネズミの寿命は3年ほどだと知り、大好きなおばあさんの余命とあまり変わらなくてよかったいう主人公、残りの短い人生、楽しもう!と終わるわけだけど、私はそんなこと、5、6歳の子供に本を通してでも感じさせたくない。本の主人公の設定は8歳だったっけ。小学校高学年の時に、死の恐怖をとても強く感じていた私にとって、その年頃の子供に、自分の余命を知るという設定は、不安への想像力に駆り立ててしまうだろう、私には受け入れ難い。どうしてこの本は対象年齢が他のDahlの作品に比べて高く設定されているのかと思ったけど、内容にあったわけだなと納得。子供向きの本と思って読む大人には面白いのかもしれない。Dahlは国民的作家、読まずして通れないわけだけど、子供が読むには対象年齢ガイドを忠実に守ろうと思った次第。というわけで、この本は子供が読む前に返却。
作中の魔女のリーダーは外国出身の設定のためか、会話の英語w→vになってたりして、ちょっと読みづらいのだけど、私の英語は周りの人が文字起こしするとこんな感じなのかと思うと、笑える。好きなのは、おばあさんがノルウェーの夏のビーチの思い出を語るところ。なんとも魅力的で、やかまし村の子供達を思い出しました。ノルウェーかあ。物価高くて行く機会はなさそうだが、思わず行ってみたくなってしまった。