ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

Samurai warrior queens 中野竹子

 何気なくテレビを見ていたら、日本の戦国時代らしい映像が流れ的て思わず手が止まった。会津若松の女侍、中野竹子を特集した英語の番組だった。

サムライ好きの外国人が作り出したとんでも番組かと思ったら、実在の人物だった。国を守るために自ら武器を手にし、死に際までも勇ましい、こんな女性たちがいたなんて何も知らなかった自分の無知を恥じた。

このようなNHK大河ドラマ「八重の桜」はこの時代会津若松で戦った山本八重が主人公らしいが、中野竹子も登場していたらしい。海外で紹介されている日本人を知らなかった自分の無知に恥じ入るばかり。幕末時代を描いた作品は、司馬遼太郎の「燃えよ剣」と「竜馬がゆく」しか読んだことがない。どちらもなんと太い生き様かと強い感銘を受けたものの、歴史のことは曖昧。今一度幕末ものを読んでみたい。

 

評判良さそうなので読んで見たい。 

 

戊辰繚乱(新潮文庫)

戊辰繚乱(新潮文庫)

 

会津藩士にして新撰組隊士、山浦鉄四郎。かれが愛した、薙刀の達人、中野竹子。逆賊とよばれた若者たちの恋と戦、生と死の全記録。愛のために身命を賭した新撰組隊士―感涙の青春歴史小説

Dinosaurs Love Underpants

 

Dinosaurs Love Underpants

Dinosaurs Love Underpants

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 years and up
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️

 

どうして恐竜がいなくなったのか、本当のところは誰も知らない。

この本を読めば、その謎が解ける、かも?

 

オムツを卒業しパンツ移行する子供たちを応援する絵本はたくさんある。

原始人のパンツが欲しくって恐竜たちが取り合いの死闘を繰り広げる荒唐無稽ぶりが、とっくにパンツが当たり前になってる子供達にも面白い。この絵本は、エイリアン版、パイレーツ版があって、どれも面白いらしい。子供に最後のページに他のシリーズに出てくるキャラクターも隠れているのだと教えてもらった。よくある手法だけど、子供にはいつも受ける様子。

 

シリーズ版。 

Aliens Love Underpants! (English Edition)

Aliens Love Underpants! (English Edition)

 

 

 

Pirates Love Underpants (English Edition)

Pirates Love Underpants (English Edition)

 

 

Who's in the loo?

 

Who's in the Loo?

Who's in the Loo?

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 2 - 3 years
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 トイレにいるのだあれ?

すごく長い行列ができているよ。

象がうんちしているのかな?

 

トイレトレーニングの絵本は和洋問わずたくさんあるけど、私の一押しはこれ!

トイレトレを始めた2歳頃に読みました。うんちやおしっこって言葉、子供は好きだけど、それにいろんな動物が次々出て来て、とっても楽しい。子供も私も大好き。イラストもいいです。ちなみに、同じ作者が他にもトイレトレ関係の絵本を何冊か出してるのは、いまいちだった。

 

 日本語のトイレトレ絵本。これは大喜びでよく自ら読んで聞かせてくれたなあ。

怪獣のうんちの場面でいつも絶叫してたっけ。

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん( 4))

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん( 4))

 

 

Tadpole's promise

 

Tadpole's Promise

Tadpole's Promise

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 - 18 years ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

恋に落ちたおたまじゃくしと毛虫。

「あなたのことすべて大好きよ。ずっと変わらないと約束してね。」

でも、おたまじゃくしは姿が変わっていく。そして毛虫も。。。

さて二人の恋の行方はいかに?

 

子供の好きなおたまじゃくしを題材にした絵本だったので、何気なく手に取ったのだけど、子供に読みながら、あまりの衝撃的なラストを全く予想できずど肝を抜かれました。多分、これより衝撃を受けた絵本はないかも。。。子供の絵本でこれはいいのか?!私の方がびっくりしてしまい、当時の子供の反応は全く覚えてない。

うちの子はちょうちょよりおたまじゃくしが好きなので、平気だったのかも。これが逆だったら、泣いてたのかも。。。

久しぶりにこの絵本を見つけ、自分で読んだ6歳の我が子。悲しい話にめっぽう弱いので、さてどんな反応か。。。と横目で見ていたのだけど、悲劇の結末に面白い!と大受け。

 

悲しい結末なので、子供に読み聞かせする前に、親が一読して判断することをお勧め。

大人には面白いと思うけど、子供には読ませたくない親もいるでしょう。私は深くて好きです。

 

 他におたまじゃくしもので読んだもの。

でもイラストが、おたまじゃくしというよりおばけで。。。。

おたまじゃくしの愛らしさがちっとも出てなくて、それ以上の印象が残ってない。

The Teeny Weeny Tadpole

The Teeny Weeny Tadpole

 

 

Seven little mice go to the beach 日本の絵本を英語で読む

 

Seven Little Mice Go To The Beach

Seven Little Mice Go To The Beach

 

 ⭐️

 

こどもの大好きな7つごネズミシリーズ「ねずみのかいすいよく」の英語版。

本とのふれあいを目的にしたこどものプレイセンターがあって時々遊びに行くのだけど、帰り際に好きな本を1冊選んで持ち帰らせてくれます。そこで、うちの子は自分の持っているのと同じ表紙の絵本を見つけて大興奮。

 

時々、本を選ぶときに、日本語で読んだことのある作品の英語版の方がなじみやすいし、内容がわかっているから理解度があがり勉強になる、という意見を聞いたことがあるけど、この絵本に関しては当てはまらないと思う。1ページ目を開いただけで、もうがっかりしてしまった。

シリーズの冒頭文、「これは、ふたごよりも、みつごよりも、5つごよりももっとおおい、7つごのねずみのおはなしです。」これだけで、ワクワクするけど、一方英語版は、

"There are seven little mice in the mouse family."

なんとも味気ない。

あくまで個人的な意見だけど、大好きな絵本なのに、この絵本の良さが英語版ではまるでつたわってこない。とても残念。ご存知の通り、絵本だから、とてもやさしい文章。でも、筋だけ追えばいいってものじゃないよね。翻訳次第で、もっと魅力的に仕上がると思う。翻訳家の力量というのは大きいものだな、印象を変える力があるのだなと思った。

オリジナルの持ち味を損なわず、それどころか超訳で一層魅力を増す本もあるだろう。そんな本に出会えたら素晴らしい。でも、基本、日本語の絵本は日本語で、英語の絵本は英語で、それぞれオリジナルで楽しむのが良いなと思った次第。

 

なお、日本語版は大好きです。 

ねずみのかいすいよく (7つごねずみシリーズ)

ねずみのかいすいよく (7つごねずみシリーズ)

 

 

 

 

 

 

The Remains of the Day

 

The Remains of the Day

The Remains of the Day

 

 

  • Paperback: 272 pages
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️

 

老執事がコーンウォールに住むもとメイド頭のもとへ旅しながらの回想録。
大好きな料理研究家の行正り香さんが美しい英語、と賛していたのが心に残り、当時すぐ訳本を手に取った。でも美しい英語とはどんなものなのだろう、いつか原書で読んでみたいとずっと思っていた。残念ながら、私には美しい英語を味わえるほど理解はできてな買ったけれど、
ソーズベリーからコーンウォールまでのドライブに思いを馳せ、読んだ後は地図をなぞった。とてもエレガントなイギリスが描かれていて、まるで異国(笑)コーンウォールに行きたいなあ。そして、また改めて読み返してみたい。

 

 

二分間の冒険

 

二分間の冒険 (偕成社文庫)

二分間の冒険 (偕成社文庫)

 

 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

子供が自分で本を読む楽しみを知ってから、私が本を読んで聞かせるということは格段に少なくなったけど、久しぶりに読み聞かせを楽しみました。昔は就寝前に本を読んでいたのが、テレビ(ポケモン)を見るようになって、平日は時間がない、そして、子供が興味を引く本選びが難しくなってきて遠ざかってたけど、近頃母語が危うげなので、これはまずいと思い、春休みを利用して一冊終了。

うちの子は冒険好きなので、気にいるだろうとは思っていたけど、予想以上に面白く、毎日読んでと自らねだるほど。本の検索サイトで冒険ジャンルの本を探していた時に、高い評価のレビューが多かったのでこの本を選んだのですが、納得の面白さ。「この世で一番確かなものを探す」というなかなか深いテーマが軸で、読み応えのある物語。私は小学校の頃、かなり本を読んでいたつもりだったけど、この本も作者も全然知らなかった。どうしてこの本に出会わなかったのだろう、子供の時に出会っていたかったなあ。とはいえ、我が子には、そのメッセージは一向に届いていない模様。「ダレカ」や竜との謎かけ「なぜ」と言ったら負けルールなどの言葉遊び的なところを喜んでいるだけの様子。なぞなぞ遊びや、○○といったら負けゲームが、子供の中でちょっとしたブーム中。6歳ではこんなもんかな。最後まで、楽しんで聞いてくれたからよし。小学校高学年になった時に、自分で本棚からとり読み直してくれたらいいな。 

 二分間の冒険が気に入ったので、次の本購入リストに加えました。

びりっかすの神さま (偕成社文庫)

びりっかすの神さま (偕成社文庫)