ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

念願のラーメンだけど味がせず

我が子は結構な偏食。外食は高いこともあるけど、子供が食べれるものがあまりないので、ほとんどしない。出先に限られるけど、それももっぱらピザやチップスのあるパブやファーストフードで済ませる。先日所用で街に出かける機会があった。1年ほど前に日本のラーメン屋ができた、美味しいと聞いて、ラーメンなら娘も大好き!と嬉々として出かけて行った。子供用にはキッズメニューで小さめサイズのラーメンを注文。我々の注文より早く持ってきてくれて早速食べ始めた娘、でも「味がしない。。。」と言ってすぐ箸をおいた。豚骨スープである。味がしないわけないでしょ、またわがままを言って。。。と夫と二人呆れてしまった。そのあと我々の注文品も届く。ラーメン、換算すると一杯2千円超のいいお値段なのだが、久々に食べるとんこつラーメンは美味しかった。これを味がないなんてよく言うわ、食べなさい!と夫に促され、再度口をつけるも、やっぱり「美味しくない。」夫は辛味噌スープを注文してたので、じゃ、俺がその豚骨食べるわーと娘の分に口をつけて「。。。。。。。本当だ。味がない」

えーえーえー!!! 私も試してみた。白濁したスープはまさに豚骨。煮卵やチャーシューが乗って、私のとサイズ以外何ら変わりない。でも。。。。味がしない!!!!

スープは水のように薄められていた。キッズメニューだって、1500円ほどするのである。それで、この水スープはあかんやろー!

 

ちなみに、ホールマネージャーと思われる男性自ら、客の注文を取っていたのだが、なんと椅子に腰掛けて注文を取る。どの客に対してもそうであった。ウェイターは座るなや!などと言うと何様やねん、と非難を浴びるかもしれないが、ものすごい違和感であった。しかも、この店、厨房や客の見送り等に日本語を導入しており、いらっしゃいませーありがとうございましたーとお馴染みの言葉が飛び交っているので、なおさら変な気分になった。あまりレストラン行く生活してないけど。。。でも、この国で、また旅先の国々欧州アジア問わず、隣に座られてこんな雑に注文取られたことないわ。。。

 

抹茶デザートは美味しかったけど、もう行かない。トリップアドバイザーにレビュー残します。

Harry Potter and the half blood prince

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6)

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6)


ハーフタームに入り、またハリーポッターに手を出した娘。当初は3巻以降はもうちょっと大きくなってから、と思っていたのだけど、読みたいと懇願されるまま6巻。友達の息子もハリポタにどハマり中で、昨日もクイディッチtシャツにメガネ、額にボルトマークいれていた。娘が6巻を読んでいると知って僕も続きが読みたい、と母親に訴えるもののダメの一言。友人は子供達にとても積極的に本を与えているのだけど、ハリポタは、ダークすぎるという理由で2巻以降は読ませないルールを敷いている。私がとりあえず3巻まで、と思っていたのもこの友人の影響が大きい。4巻で人の死が描かれているので、反応が気になってたけど、娘にはトーナメントの面白さがはるかに強烈だったらしく、全く動揺せず。5巻からは、はたしてどのくらい内容理解してるのかと思ったらけど、今わからなくてもきっとハリーポッターシリーズは読み返すから、またその時に味わえるようになればいいとあまり気にしていなかった。6巻然り。しかし昨晩ふと声をかけに部屋を覗くと本を読みながらハラハラ涙を流していて「怖い」としゃくりあげた。今回のダンブルドアの死にもう救われないと絶望的な気分になったみたい。いつも本を読んだ後映画を観るのだけど、観ないと宣言した。読みたいと言うのを止めればよかったなと反省。

Awful Auntie

 

Awful Auntie

Awful Auntie

 
  • Hardcover: 416 pages
  • Age Range: 9 years and up

   🌟

Awful auntieのお芝居が年始から全国ツアー中。ハーフターム、イースターと学校の長期休みに子供を連れていくレジャーとして舞台は人気。うちは親子して舞台鑑賞に薄い方なので、積極的には行かないのだけど、この舞台は結構周りで話をちらほら聞くので、面白いなら考えようかなと原作を手にとってみたところ、最後まで読み切れなかった。

両親を突然の事故で亡くし、Saxby Hallを相続した Setlla。元煙突掃除の幽霊少年と友達になり、Saxby Hallを奪おうと企む恐ろしい叔母とそのペットのフクロウに一緒に立ち向かう。。。

前から薄々感じていたけど、私はDavid Walliamsの児童小説はあまり好きじゃない。これは全く面白いと思えなかった。映像で面白いナンセンスなドタバタは適当な背景でも気にならないけど、活字はそういうわけにいかない。事故を装い両親の殺害を企む叔母というとんでもなくダークな設定にもかかわらず、笑いを狙うあまりにも雑な設定で、児童小説だとわかっていても、私には受け入れ難く挫折。フクロウのキャラも魅力なし。ハリーポッター3巻以降は人の死に出会ったりダークすぎるとして小学校低学年にはまだ読ませないという親たちの話を聞いているのに、同じく児童文学で人が死ぬということがあまりに軽く扱われてることに馴染めないからかも。今後David Walliamsはスルーで舞台ももちろん行かない。

ハーモニカ習う代わりにヴァイオリン

うちの子は小学2年生だけど、学校で音楽の授業を受ける機会なし。カリキュラムには音楽も並んでいるけど、朝礼でYouTubeかなんか映し出して流行りのポップ・ミュージックを歌うくらいで、音符を目にすることはないし、ハーモニカの練習もない。これから上の学年に上がっていくと楽器を習える機会はあるようだけど、少なくともうちの子の学校は有料クラスのようなので、音楽は一部の人のものだけという印象がある。副教科を重視しないあり方をとても危惧していたのだけど、友達に誘われて行政が補助する無料の音楽教室に通い始めた。子供達は好きな楽器を貸してもらって、ミニバンドを結成、そこで音楽の初歩を学べるのだ。うちの子が選んできたのはヴァイオリン。日本だと、漫画やドラマの影響もあって、ヴァイオリンって、裕福な人が習う、ものすごく敷居の高い楽器という印象を持っていた私はのけぞりましたよ。カスタネットもハーモニカも触ったことのない子供が初めてもつ楽器がヴァイオリンなんだもの。中にはフルートやクラリネットを貸してもらってる子供もいる。無料の教室なので、楽器を貸し出してもらったはいいけど、弾き方はろくに教えてもらってない、みたいな状態だけど、それでも無料でヴァイオリンに触って弾ける機会があるってすごいなあと思ってしまう。多分、ここらではマンツーマンで習うピアノよりもグループで習えるヴァイオリンの方が一人当たりのレッスン料が安くなることもあり身近みたい。お友達のお子さんはの学校では、格安でヴァイオリンレッスンを受けることができて、かつ楽器も貸してもらえるらしい。この教室、誰でも通えるのだけど、残念ながら自分で積極的に情報をとらないとその恩恵を受けれない。教えてくれた友達の学校の先生がこの教室に携わっているため、学校でこの無料教室活用を生徒保護者たちに積極的に働きかけているのだそう。だから、ほとんどここの生徒ばかりな気がする。対し、うちの子の学校の生徒はゼロ。うちはたまたま音楽教育に熱心なその学校の友達がいたおかげで知ることができたけど、公立学校で知れる情報量が異なるというのは、毎度ながら不思議なことだ。家庭の経済状況関係なく誰にでも門戸が開かれていて素晴らしいシステム、でも、その情報はオープンとは言えない不公平さ。とりあえず、情報の大切さを身を以て感じている。

 

恵方巻き今更やめるのそれは無理

節分といえば恵方巻き。

でも夫(中部出身、大学からずっと東京)は恵方巻きを知らなかった。最近になって、恵方巻きは色街由来の遊びだったとわかり、夫は恵方巻き全否定。その気持ちはよくわかる。でも子供の時からずっと節分のお楽しみとして育ってきた私にはだからと言って今更恵方巻きをなくすのは寂しすぎる。とりあえず恵方向いての丸かじりはやめることにして、今夜は海苔巻き巻きます。

Tuesdays with Morrie

 

Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson

Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson

 

⭐️⭐️⭐️

 久しぶりに読んだ一冊。

10年以上前に買ったものの、数ページ読んで放置してたこの本。感動作と某サイトで勧められていたので、本棚から引っ張り出してきた。当時なんでこの本を買ったのかも思い出せないけど、書店の一番良い場所に置かれてポップに惹かれたのではと思う。でも、その時の私は若く、近親者含めて死は身近なものでなかったためとっつきにくかったのだろう。祖父母を見送り、そして両親との別れも確実に近づきつつある今だから読めたかなと思う。正直、私には感動作、というほどでもなかった。後から、当作品の心に残る言葉を集めたサイトなどもいろいろあって見たけど、ああ、あそこで出てきた言葉ね、って感じで、人生の大切なことを教わった、というほどの感想はもたなかった。1番じゃないとダメなのか、2番目じゃダメなのか?というセリフは蓮舫を思い出したわ。このセリフで感動した人は蓮舫批判しづらいよね。てかそれごもっとも、と支持してたかも。

 

一番印象的だったのは14回目のForgiveness。ここはちょっと泣けた。思い浮かべたのは弟のこと。訳あって彼の意思で家族と音信不通を取っているのだが、彼も両親がこの世を去る時、自分の不寛容を悔いるのだろうか。両親は、また彼の非礼不義理を許すのだろうか。これはうちの親に限っては間違いない。最後じゃなくても、いつでも受け入れの用意はできているのだ。あれだけのことをされても、子への親の想いはそれを越えて余るものなのだ。私も親になってみて、初めて少しわかるような気がする。

 

この作品そのものよりも、読んだ後に自分と自分の周りの人たちの来るべき最期の時について考えるきっかけになる本。親の最期はそばにいたいな、と思った。そして自分の時に誰かそばにいてくれる人はいるのか。。。ちょっと寂しいね。

 

この著者と師みたいな関係を築けた人は幸せだな。尊敬できる先生との出会いは人生を変えるのだな。そういえば、父も大学時代の恩師と、亡くなられるまで交流があったし、母は学生時代の習い事の先生をとても尊敬していて、習い事以上のことをたくさん教えてもらいお世話になってきた。私はそんな影響を受ける先生に出会えなかった。縁のものだけど、残念。名前すらろくに思い出せない。尊敬もないし、好きだった先生もいない。小中高と上がるにつれ先生の印象は良くない。荒れた中学校に通っていた私は心底先生という仕事を気の毒に思った。進学校だった高校はいい学校だったけど、先生の指導要綱は偏差値基準でとにかく少しでもいい大学に行け、と、なんのために大学に行くかを考える時間をくれた先生はいなかったな。大学の先生、特にゼミの先生はほんと、ただこなしてるだけって感じで最悪だった。先生だって生活がある。仕事である。過度な期待も迷惑だろう、生徒たちに情熱を傾け続けられる教師ばかりでなくて当然と思う。特に問題の多かった中学校の先生たちは、ほんとやってられなかったと思う。それを見て育ち、あんな惨めなのは嫌だ、教師にだけは絶対ならないと心に決めたのだから。でも、この本を読むと、そして親になって子を預ける立場になり、教師とはなんと崇高な職業かと思う。今なら、選びたい職業の一つ。未来ある子供に関われるなんて素晴らしいよね。我が子はある出来事をきっかけに1年生にして、先生は話を聞いてくれない、と不信を持ってしまって、それ以来他の先生にもあまり懐かない。来年には新しい学校に移り、またたくさんの先生に出会う。その先も、そのまた先も。彼女が良い先生に巡り合えることができたらいいなと願っている。

頭掻く 仕草にどきり またシラミ?!

子供が頭をぽりぽりかきはじめた。この光景見覚えあり。もしや。。。シラミ?

子供が初めて学校からシラミをもらってきたのは4ヶ月前。あの時は学校で流行ってると連絡を受けていたにもかかわらず他人事にしてたら2週間後に発生。気づくのが遅れたため私までもらって、大騒ぎの駆除劇をした。それからしばらくは毎日毎日コームを通しては、怪しいものがついていないか顕微鏡でチェックするというシラミノイローゼ状態で、夫や子供に嫌がられ呆れられていたのだけど、それもいつしかすっかり忘れてしまっていた。

あの時はオロオロしたけど、2回目なんでね、一応勝手はわかるし、薬やコームもストックあるからね。卵らしきものを2、3あったけど、前回の比ではなく、シラミは早期発見に限るね、ちゃちゃっと薬使って終了。しかし、ヤツを匂わすものなどみたくないにもかかわらず、顕微鏡使うのはなぜかやめられず。前回ヤツを顕微鏡に認めた時はあまりのおぞましさに息が止まり鳥肌立った。あんなの二度とみたくない、それなのに顕微鏡を覗かずにいられない。怖いもの見たさは止まらない(苦笑)