ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

The secret of platform 13

 

The Secret of Platform 13

The Secret of Platform 13

 

 Paperback: 208 pages

Age Range: 7 - 11 years

 

9年に1度キングスクロス駅の13番ホームに魔法の国へ繋がる秘密のドアが開く日。

9年前にさらわれた王国の王子を探し救い出すため魔法の国の住人たちがやってきた。でも王子は贅沢でわがままな甘やかされた少年になっていて、魔法の国に帰ることを拒否。どうやって王国へ連れて帰るのか?

 

ハリーポッターを読み終えた後、次にどの本を与えるかというのはよく話題になること。我が家も然り。それらの記事の中で勧められていた一冊。

 

でも、我が子の心をつかむことなく結局1章も読みおえないまま終了。魔法の国の不思議な住人たちが次々と登場し、とてもマジカルで独創的。ハリーポッターの作者、JKローリングは、この作品からアイデアをたくさん得ているのではと言われていて、確かに似ている。何と言っても、キングズクロス駅の秘密のプラットフォームというアイデアはまさしく同じ。物置小屋で寝ているベン、お金持ちでわがままのライモンドも、ハリーと従兄弟を思い出させる。でも。。。。ハリーポッターが面白すぎて比べ物にならない。中途半端に似てるのが、余計に受け付けない。こちらの作品の方が先発なのにすいません、って感じ。魔法ものはこれから避けた方がいいかなと思った次第。

World book day

今年のワールドブックデー(3月1日)の振り返り。

毎年このワールドブックデーの仮装には頭を悩ますのだけど、今年は子供はハリーポッターにはまっているので、ハリー一択。当初衣装を作ろうかとも思ったけど、材料費が高いので、手軽にスーパーで購入。どこででも似たような値段で買えるけど、ブックデーに集中するためサイズ売り切れもしばしば。子供のクラスでも一番人気がハリーポッター。2巻くらいまでは読んでる子結構います。読んでなくても映画を全部観てたり。読まないと言ってたはずの最終巻を結局読み切ることになったのは、映画を観た子が結末を話すのが気になったのも理由の一つ。子供の親友は今4巻を読んでいるところ。だから、子供にも本のネタバレしちゃダメだよと言い聞かせてる。お友達と差別化を図るため、魔法の杖だけyoutubeにお世話になって手作り。お箸や木の枝とホットグルで簡単に市販のものよりぐっと本格的なものが作れます。我が子のはやっつけ仕事で雑な仕上がりだけど、本人がかなり気に入ってるのでよし。ローブの下はネクタイだけして学校の制服で行けばいいと思ったけど、本人の希望によりクイデッチのユニフォームパジャマを着用。

 今年で5年目のワールドブックデー。流石に2年生になるとプリンセススーパーヒーローコスプレはぐんと減り、実際に本に関するキャラクターが増えてきた。

 

で、どんなものがあるかというと

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Harry Potter and the deathly hallows

6巻目を読み終わった時、怖くて泣きながらもう読まないといった娘だったけど、その数日後には「やっぱり読みたい。」

  • Paperback: 640 pages
  • Age Range: 9 - 11 years

 

ティーンの恋愛も絡んでくるし、理解できない部分も多いだろう、何よりあんなに怖がってたので、「しばらくやめておけば?もうちょっと大きくなってからにしたほうがいいんじゃない?」と何度も引き止めたのだけど、読ませて欲しいと懇願されました。

あっという間に読了。今回は泣かなかったらしい笑

今年のWorldbook day(本のキャラクターに仮装する日)はもちろんハリーポッターになった娘。どうやら、それまでに全巻読み終えたかったらしい。そして映画版を週末一緒に鑑賞。どこまで理解してるのかな。。と怪しんでたけど、映画を先回り解説してくれる様子を見ると、まあわかってるらしい。間違いなくスネイプの愛は理解できていないけど。まあ、仕方ないか。娘は主人公のハリーが一番好きなのだけど、ジニーが嫌いなのだそう。理由は、ハリーとキスしてたから(笑)「だって、キスはしたらダメなのよ。先生が、学校でキスするのはダメって言ってる。〇〇と〇〇がキスしてて怒られて。。。。。何たらかんたら」爆笑 うちの娘は年相応、いやそれ以下のの幼さで、聞いててホッとした。 

 

私はその昔映画を観て、面白さや登場人物がよくわからなかったため、ハリーポッターシリーズを読み始めたのだけど、その面白さに夢中になったのは、まだ1、2年前のこと。それでも、映画をみると、もう忘れてることがいっぱいある。あれ、どうだったかな、、、とまた本を開いてみるのだけど、私の英語力では今見てもわからない言葉はたくさん。これを数日で読み終えた娘には負けたなあ、という気持ち。いやもちろん、娘だってわからない単語は私以上に多いはずだけど。それでも読めるのだなと感心せずにはいられない。

とうとうハリーポッターが終わってしまったけど、こんな夢中になれる本はなかなかないので、しばらく読書から離れそうな予感。

 

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 [DVD]

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念願のラーメンだけど味がせず

我が子は結構な偏食。外食は高いこともあるけど、子供が食べれるものがあまりないので、ほとんどしない。出先に限られるけど、それももっぱらピザやチップスのあるパブやファーストフードで済ませる。先日所用で街に出かける機会があった。1年ほど前に日本のラーメン屋ができた、美味しいと聞いて、ラーメンなら娘も大好き!と嬉々として出かけて行った。子供用にはキッズメニューで小さめサイズのラーメンを注文。我々の注文より早く持ってきてくれて早速食べ始めた娘、でも「味がしない。。。」と言ってすぐ箸をおいた。豚骨スープである。味がしないわけないでしょ、またわがままを言って。。。と夫と二人呆れてしまった。そのあと我々の注文品も届く。ラーメン、換算すると一杯2千円超のいいお値段なのだが、久々に食べるとんこつラーメンは美味しかった。これを味がないなんてよく言うわ、食べなさい!と夫に促され、再度口をつけるも、やっぱり「美味しくない。」夫は辛味噌スープを注文してたので、じゃ、俺がその豚骨食べるわーと娘の分に口をつけて「。。。。。。。本当だ。味がない」

えーえーえー!!! 私も試してみた。白濁したスープはまさに豚骨。煮卵やチャーシューが乗って、私のとサイズ以外何ら変わりない。でも。。。。味がしない!!!!

スープは水のように薄められていた。キッズメニューだって、1500円ほどするのである。それで、この水スープはあかんやろー!

 

ちなみに、ホールマネージャーと思われる男性自ら、客の注文を取っていたのだが、なんと椅子に腰掛けて注文を取る。どの客に対してもそうであった。ウェイターは座るなや!などと言うと何様やねん、と非難を浴びるかもしれないが、ものすごい違和感であった。しかも、この店、厨房や客の見送り等に日本語を導入しており、いらっしゃいませーありがとうございましたーとお馴染みの言葉が飛び交っているので、なおさら変な気分になった。あまりレストラン行く生活してないけど。。。でも、この国で、また旅先の国々欧州アジア問わず、隣に座られてこんな雑に注文取られたことないわ。。。

 

抹茶デザートは美味しかったけど、もう行かない。トリップアドバイザーにレビュー残します。

Harry Potter and the half blood prince

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6)

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6)


ハーフタームに入り、またハリーポッターに手を出した娘。当初は3巻以降はもうちょっと大きくなってから、と思っていたのだけど、読みたいと懇願されるまま6巻。友達の息子もハリポタにどハマり中で、昨日もクイディッチtシャツにメガネ、額にボルトマークいれていた。娘が6巻を読んでいると知って僕も続きが読みたい、と母親に訴えるもののダメの一言。友人は子供達にとても積極的に本を与えているのだけど、ハリポタは、ダークすぎるという理由で2巻以降は読ませないルールを敷いている。私がとりあえず3巻まで、と思っていたのもこの友人の影響が大きい。4巻で人の死が描かれているので、反応が気になってたけど、娘にはトーナメントの面白さがはるかに強烈だったらしく、全く動揺せず。5巻からは、はたしてどのくらい内容理解してるのかと思ったらけど、今わからなくてもきっとハリーポッターシリーズは読み返すから、またその時に味わえるようになればいいとあまり気にしていなかった。6巻然り。しかし昨晩ふと声をかけに部屋を覗くと本を読みながらハラハラ涙を流していて「怖い」としゃくりあげた。今回のダンブルドアの死にもう救われないと絶望的な気分になったみたい。いつも本を読んだ後映画を観るのだけど、観ないと宣言した。読みたいと言うのを止めればよかったなと反省。

Awful Auntie

 

Awful Auntie

Awful Auntie

 
  • Hardcover: 416 pages
  • Age Range: 9 years and up

   🌟

Awful auntieのお芝居が年始から全国ツアー中。ハーフターム、イースターと学校の長期休みに子供を連れていくレジャーとして舞台は人気。うちは親子して舞台鑑賞に薄い方なので、積極的には行かないのだけど、この舞台は結構周りで話をちらほら聞くので、面白いなら考えようかなと原作を手にとってみたところ、最後まで読み切れなかった。

両親を突然の事故で亡くし、Saxby Hallを相続した Setlla。元煙突掃除の幽霊少年と友達になり、Saxby Hallを奪おうと企む恐ろしい叔母とそのペットのフクロウに一緒に立ち向かう。。。

前から薄々感じていたけど、私はDavid Walliamsの児童小説はあまり好きじゃない。これは全く面白いと思えなかった。映像で面白いナンセンスなドタバタは適当な背景でも気にならないけど、活字はそういうわけにいかない。事故を装い両親の殺害を企む叔母というとんでもなくダークな設定にもかかわらず、笑いを狙うあまりにも雑な設定で、児童小説だとわかっていても、私には受け入れ難く挫折。フクロウのキャラも魅力なし。ハリーポッター3巻以降は人の死に出会ったりダークすぎるとして小学校低学年にはまだ読ませないという親たちの話を聞いているのに、同じく児童文学で人が死ぬということがあまりに軽く扱われてることに馴染めないからかも。今後David Walliamsはスルーで舞台ももちろん行かない。

ハーモニカ習う代わりにヴァイオリン

うちの子は小学2年生だけど、学校で音楽の授業を受ける機会なし。カリキュラムには音楽も並んでいるけど、朝礼でYouTubeかなんか映し出して流行りのポップ・ミュージックを歌うくらいで、音符を目にすることはないし、ハーモニカの練習もない。これから上の学年に上がっていくと楽器を習える機会はあるようだけど、少なくともうちの子の学校は有料クラスのようなので、音楽は一部の人のものだけという印象がある。副教科を重視しないあり方をとても危惧していたのだけど、友達に誘われて行政が補助する無料の音楽教室に通い始めた。子供達は好きな楽器を貸してもらって、ミニバンドを結成、そこで音楽の初歩を学べるのだ。うちの子が選んできたのはヴァイオリン。日本だと、漫画やドラマの影響もあって、ヴァイオリンって、裕福な人が習う、ものすごく敷居の高い楽器という印象を持っていた私はのけぞりましたよ。カスタネットもハーモニカも触ったことのない子供が初めてもつ楽器がヴァイオリンなんだもの。中にはフルートやクラリネットを貸してもらってる子供もいる。無料の教室なので、楽器を貸し出してもらったはいいけど、弾き方はろくに教えてもらってない、みたいな状態だけど、それでも無料でヴァイオリンに触って弾ける機会があるってすごいなあと思ってしまう。多分、ここらではマンツーマンで習うピアノよりもグループで習えるヴァイオリンの方が一人当たりのレッスン料が安くなることもあり身近みたい。お友達のお子さんはの学校では、格安でヴァイオリンレッスンを受けることができて、かつ楽器も貸してもらえるらしい。この教室、誰でも通えるのだけど、残念ながら自分で積極的に情報をとらないとその恩恵を受けれない。教えてくれた友達の学校の先生がこの教室に携わっているため、学校でこの無料教室活用を生徒保護者たちに積極的に働きかけているのだそう。だから、ほとんどここの生徒ばかりな気がする。対し、うちの子の学校の生徒はゼロ。うちはたまたま音楽教育に熱心なその学校の友達がいたおかげで知ることができたけど、公立学校で知れる情報量が異なるというのは、毎度ながら不思議なことだ。家庭の経済状況関係なく誰にでも門戸が開かれていて素晴らしいシステム、でも、その情報はオープンとは言えない不公平さ。とりあえず、情報の大切さを身を以て感じている。