ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

子の真似し、ウィンクするの 上手くなる

可愛い女の子や茶目っ気たっぷりに、素敵な先輩が意味ありげに片目を瞑る。

子供の頃から漫画やアニメの中でウィンクする場面はよく目にし、それが魅力的に映ったものだ。子供の頃、女の子の間で漫画イラストを描くのが流行っていて、私もウィンクしている女の子をよく描いてた記憶がある。漫画だけでなく、アイドルがウィンクしているショットも多い。それを真似てなのか、近頃では片目を瞑って自撮りするのは若い女の子たちに人気のポーズの一つみたいですね。でも、写真に写るためでなく、実際に日常の場面でウィンクしてる人たちってどのくらいいるのだろう。

 

私が初めて見たウィンクする人は、社会人になって通っていた英語教室の先生だった。まだ大学でてまもないように見える若いイギリス人の女性だった。どんな言葉をかわししたのか覚えてないけれど、会話の最後にキュッといたずらっぽく片目を瞑ったのが、あまりにも自然で、まさしくその時の会話にぴったりの仕草だったのだ。文化の違いやなあ!と強烈に印象に残った。

 

友達に一人ウィンクする子がいる。その子は気前が良く、しょっちゅう私に奢ってくれるんだけど、私が支払おうと財布を出すと手で遮り「また今度ね」と片目を瞑る。ウィンクをする人をたまに見かけることはあるものの、まれである。ところが、最近、身近にウィンクを頻発する者が出現。我が子である。どうやら、学校の友達にウィンクをする子がいて、それを真似ているらしい。初めは、どうしたのか、目にゴミでも入ったのかと思っていたぎこちない仕草も、いつしかとても自然になった。何かあるごとに、キュッと片目をつぶり、片方の口端を意味ありげにあげて、合図を送ってくる。その様子がこましゃくれてて、でも可愛くて、私も子のウィンクにウィンクで応えるようになった。慣れると、すぐに出てくるようになるものである。子供の頃憧れた漫画の中のウィンクを、おばちゃんになって体得である。