Five on a hike together
Famous Five シリーズ10作目。キャンプに出かけたムーアで思いがけない事件に巻き込まれる4人と1匹。シリーズ中最も人気のある作品の一つというだけあって、暗号を解読し泥棒が川の中に隠れされた宝石類を見つける下りは緊張感がある。
前回は男女区別の描写はあったもののさほど違和感なく読めたけど、今回は時代を感じるところがちらほら。主人公の子供達はボーディングスクールの学生ということなのだけど、せいぜい中学生くらい?それが、子供だけで泊まりがけのハイキング旅行に行くというのはちょっとない。この辺で子供だけで遊んでいる姿もあまり見かけないけど、その昔はお金を持っている子供達ならゲストとして扱われたのかな?
食べ物の描写が多く、本の中だとポークパイもスコーンもにわかにとても魅力的な食べ物に見えてくるのが不思議。(どっちも好きじゃない)大草原の小さな家に出てくる食べ物に憧れながら夢中で読んでいたのを思い出す。
Famous Five: Five On A Hike Together: Book 10 (Famous Five series)
- 作者: Enid Blyton
- 出版社/メーカー: Hodder Children's Books
- 発売日: 2014/09/08
- メディア: Kindle版
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