ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

ハーモニカ習う代わりにヴァイオリン

うちの子は小学2年生だけど、学校で音楽の授業を受ける機会なし。カリキュラムには音楽も並んでいるけど、朝礼でYouTubeかなんか映し出して流行りのポップ・ミュージックを歌うくらいで、音符を目にすることはないし、ハーモニカの練習もない。これから上の学年に上がっていくと楽器を習える機会はあるようだけど、少なくともうちの子の学校は有料クラスのようなので、音楽は一部の人のものだけという印象がある。副教科を重視しないあり方をとても危惧していたのだけど、友達に誘われて行政が補助する無料の音楽教室に通い始めた。子供達は好きな楽器を貸してもらって、ミニバンドを結成、そこで音楽の初歩を学べるのだ。うちの子が選んできたのはヴァイオリン。日本だと、漫画やドラマの影響もあって、ヴァイオリンって、裕福な人が習う、ものすごく敷居の高い楽器という印象を持っていた私はのけぞりましたよ。カスタネットもハーモニカも触ったことのない子供が初めてもつ楽器がヴァイオリンなんだもの。中にはフルートやクラリネットを貸してもらってる子供もいる。無料の教室なので、楽器を貸し出してもらったはいいけど、弾き方はろくに教えてもらってない、みたいな状態だけど、それでも無料でヴァイオリンに触って弾ける機会があるってすごいなあと思ってしまう。多分、ここらではマンツーマンで習うピアノよりもグループで習えるヴァイオリンの方が一人当たりのレッスン料が安くなることもあり身近みたい。お友達のお子さんはの学校では、格安でヴァイオリンレッスンを受けることができて、かつ楽器も貸してもらえるらしい。この教室、誰でも通えるのだけど、残念ながら自分で積極的に情報をとらないとその恩恵を受けれない。教えてくれた友達の学校の先生がこの教室に携わっているため、学校でこの無料教室活用を生徒保護者たちに積極的に働きかけているのだそう。だから、ほとんどここの生徒ばかりな気がする。対し、うちの子の学校の生徒はゼロ。うちはたまたま音楽教育に熱心なその学校の友達がいたおかげで知ることができたけど、公立学校で知れる情報量が異なるというのは、毎度ながら不思議なことだ。家庭の経済状況関係なく誰にでも門戸が開かれていて素晴らしいシステム、でも、その情報はオープンとは言えない不公平さ。とりあえず、情報の大切さを身を以て感じている。