Percy Jackson & the Olympians The lighting thief
娘が今まで読んだ本の中ではハリーポッターに次いで面白いらしい。
Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief - Book One
- 作者: Rick Riordan
- 出版社/メーカー: Disney Book Group
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
パーシージャクソンは退学を繰り返す問題があるものの、ありふれた普通の高校生。ところが校外学習での事件を出来事に、自分に神の血が流れていることを知る。これをきっかけに思いもよらぬ冒険に巻き込まれていくパーシー。大神ゼウスの稲妻を盗んだ疑いをかけられ、その疑いを晴らすべく真犯人を探す旅が始まる。
ハリーポッターファンにお勧めの本として再三登場するこのPercy Jackson & the Olympians シリーズ。でも私は7歳の娘には早いと思っていた。
まず、① 主人公が高校生。問題を起こして退学、など小2の子供には想像がつかないだろう。ディスレクシアでADHDという設定も説明し難い。②舞台の設定がアメリカNY。土地勘ゼロ。③ギリシャ神話の知識がない。パーシージャクソンシリーズの面白さは何と言っても、ギリシャ神話を題材にしていること。知識がないと面白さは半分以下かと思われる。ギリシャ神話の神様たちはでも、ワールドブックデーの仮装に、娘のクラスメートの一人がパーシージャクソンに扮して当本についてレポートを書いた。その本の表紙を見て興味を持ち読みたくなったらしい。ギリシャ神話のアレルギーなく、夢中になって2日で読了。パーシージャクソンを読む傍、日本語でギリシャ神話の読み聞かせをしたのが功をなしました。読み聞かせをしたら、あ、その話知ってる!という娘。学校の教室にGreek Mythの絵本があって時々読んでいるらしい。神話なので、私が読み聞かせているものと学校の本では、少し違っているので、戸惑うことも多いけど、一層興味を持ったみたい。そして、読んでたら気づくけど、ハリーポッターやBeast Questに登場するマジカルな生き物、3つの頭の犬や半人半馬など、源を辿ればギリシャ神話からヒントを得ているものが多いので、それらの作品が大好きだった娘にはことさら面白位らしい。
ギリシア神話 オリンポスの神々 (新装版) (講談社青い鳥文庫)
- 作者: 遠藤寛子,小林系
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: 新書
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シリーズは全5巻あるので、これでしばらく読むものに迷うことなし。1、2巻については映画化もされているので、この週末に観る予定。批評はイマイチみたいだけど。
*映画は原作とかなり違う脚本になっている。薄い内容だけど、CGは迫力あって子供は楽しんでいた。特筆すべきはユマサーマンのメドゥーサ役。適任すぎ。2作目はさらにつまらないらしい。
先日、美術館に行ったら、水仙になったナルキッソスをテーマにした絵画があった。他にもアポロの息子、パエトンが火の馬車を貸してくれるように頼んでる作品もあった。ギリシャ神話をモチーフにした有名絵画は多いので、美術館でそれらを探すという新しい楽しみを発見。これらの本を片手に各地の美術館巡りもいいな。これは親の方が面白くなってる。パーシージャクソン効果で少しはアートにも目を向けれるよう、働きかけて見るつもり。