ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

初めて読むMichael Morpurgo

子供がリーディングブックに選んできた本。ちょっと意外。

Clare and her Captain

Clare and her Captain

 

 

「子供に読ませたい本」「推薦図書」で検索すると、よく目にするのがMichael Morpurgoの作品。映画化されたWar horseの作者で英国で最も愛されている児童小説家の一人で作品数も相当あるみたい。動物愛を描いた美しい作品が多い印象で、うちの子向きではないなと感じていた。うちの子は動物に関心ゼロ。動物好きが多く獣医さんになりたいという子供が少なくないこの国で、ファームや動物園を喜ばない(むしろ匂いがすると嫌がる。。。)うちの子は少数派じゃないかと思う。娘の友達の家は大抵猫を飼っていて、飼っていない子は誕生日やクリスマスに猫をねだってる。先日誕生日プレゼントで猫をペットにした友達に子猫を見に来て!と誘われていって、他の子たちは大騒ぎの中、うちの子だけ無関心(汗)そんなわけで動物をテーマにした本は多いけど、娘はそれらを全てスルー、猫やネズミ、馬が描かれた表紙には興味を示さない。

どうしてこの本を選んだの?と聞いたら、11章構成でそれぞれ短くて休み中(11日間)読むのにちょうどいいから、という回答。なるほど。。。そんな選び方もあるんだね。。。。

 

彼の作品は読んだことないのだけど、抒情的な美しい優しい文章を味わうイメージを持っていて、ジェットコースター的展開の冒険小説をこよなく愛する娘には難しくて読めないだろう、投げ出すだろうと思っていた。子供が12歳までに読むべき本50リストなどから本を選んだことがあったのだけど、それは子供が喜ぶ本、というのではなくて、読ませたい本な訳で、実際うちの子は読まなかった。だから、有名なMichael Morpurgo本は読む機会がないかなと思っていたので、カバンからこの本を取り出した時にはちょっとびっくりした。本を読むのは好きだけど、選ぶ本がとても偏っているのを少し気にしていたけど、学校でこういう好きじゃないジャンルを幅広く自ら選ぶならちょっと安心。

短編なので、あっという間に読めるんだけど、面白くないので忠実に1章ずつ読み進める娘。冒険小説なら寝る間惜しんで読むんだけどね(笑)