ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

初めてのJacqeline Wilson

Jacqeline Wilsonはイギリスの女の子の間で大人気の作家。次々と新作を発表するので、本屋や図書館には著書がずらりと並んでいる。 

Cliffhanger (Biscuit Barrel Book 2) (English Edition)

Cliffhanger (Biscuit Barrel Book 2) (English Edition)

 

 

彼女の作品には いじめ、身体的コンプレックスなど思春期特有の悩みから家庭の不和や貧困などかなり重めのテーマまで、何かしら問題を抱える女の子が主人公。それをテンポ良い文章で描き最後は前向きな結末になることが多い。困難に向き合う主人公に勇気付けられ女の子たちの共感を得るのが人気の理由。でも今回娘がリーディングブックで学校の図書館から持ち帰ってきた『Cliffhanger』は珍しく男の子が主人公。スポーツが苦手な主人公は、息子をスポーツで鍛えたい父親にアドベンチャーホリデーキャンプに放り込まれ、そこで成長していくお話。娘の感想は「面白かった!。」スラスラ読めてしまうのに加えて、クライミングやカヌーを体験したことがあってそういうアクティビティが好きな娘には、それらを嫌がる主人公の設定がまず面白かったみたい。

 

 

Jacqeline Wilsonは大昔に数冊読んだことあり。最初に読んだのがDustBin babyで児童小説にしてはそのショッキングなタイトルと設定に驚きながらも夢中になって一気に読んだ。面白かったので他の作品を続けて読んだけど、そのあとは登場人物とその周りと友達やいじめっ子の設定が毎回似てる印象を受けた。人気がある作家だけど、実は8歳の娘にはまだ読んでほしくないと思ってる。彼女の作品の主人公は片親だったり両親が不仲とか、養子など、この国ではよく聞くリアルな設定なのだけど、でも娘は両親が揃っている家庭しか知らなくて、ありがたいことに学校のいじめなども今の所無縁だから、わざわざそういうことを児童書から得なくてもまだいいかなと思うから。女の子が主人公の話はあまり好まない娘は今の所他の作品もいくつか読んだけど、登場人物とその周りと友達やいじめっ子の設定が毎回なんとなく似ている印象。人気がある作家だけど、8歳の娘にはまだ読んでほしくないと思っていた。彼女の作品の主人公は片親だったり両親が不仲とか、養子など、この国ではよく聞くリアルな設定なのだけど、でも娘は両親が揃っている家庭しか知らなくて、ありがたいことに学校のいじめなども今の所も無縁なので、今わざわざ本で知ることもないかなと思うから。同じ作家の作品を読み続ける傾向があるので、どうかなと思っていたけど、そもそも娘は女の子が主人公の話を好まず、表紙装丁からしてJacqeline Wilsonの本はあまりそそられない様子。

 

ところで、読み易さが小学生に受ける理由の一つなのに、当時の私には慣れない言葉や言い回しに戸惑うことが多かったように記憶している。小学生を持つ親になった今だとその辺は全てクリアーになってるだろうから、『小学生の女子会話』に触れるべく娘に代わり私が読んでみようかな笑 

 

Dustbin Baby

Dustbin Baby

 

 生まれてすぐピザ屋のゴミ箱に捨てられたエイプリル、14歳の誕生日に自分探しの旅に出るお話。当時、foster parents, foster house, adaption, step mother....などなどピンと来なくてわからなかったんだよなあ。言葉だけでなく、そういう仕組みも馴染みなくて。改めて今イギリスの小学生が普通に読んでることに衝撃を受ける。続けて読んで毎回そういう話にちょっと嫌になったんだったな。やっぱりもう一度読んでみよっと。