ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

二分間の冒険

 

二分間の冒険 (偕成社文庫)

二分間の冒険 (偕成社文庫)

 

 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

子供が自分で本を読む楽しみを知ってから、私が本を読んで聞かせるということは格段に少なくなったけど、久しぶりに読み聞かせを楽しみました。昔は就寝前に本を読んでいたのが、テレビ(ポケモン)を見るようになって、平日は時間がない、そして、子供が興味を引く本選びが難しくなってきて遠ざかってたけど、近頃母語が危うげなので、これはまずいと思い、春休みを利用して一冊終了。

うちの子は冒険好きなので、気にいるだろうとは思っていたけど、予想以上に面白く、毎日読んでと自らねだるほど。本の検索サイトで冒険ジャンルの本を探していた時に、高い評価のレビューが多かったのでこの本を選んだのですが、納得の面白さ。「この世で一番確かなものを探す」というなかなか深いテーマが軸で、読み応えのある物語。私は小学校の頃、かなり本を読んでいたつもりだったけど、この本も作者も全然知らなかった。どうしてこの本に出会わなかったのだろう、子供の時に出会っていたかったなあ。とはいえ、我が子には、そのメッセージは一向に届いていない模様。「ダレカ」や竜との謎かけ「なぜ」と言ったら負けルールなどの言葉遊び的なところを喜んでいるだけの様子。なぞなぞ遊びや、○○といったら負けゲームが、子供の中でちょっとしたブーム中。6歳ではこんなもんかな。最後まで、楽しんで聞いてくれたからよし。小学校高学年になった時に、自分で本棚からとり読み直してくれたらいいな。 

 二分間の冒険が気に入ったので、次の本購入リストに加えました。

びりっかすの神さま (偕成社文庫)

びりっかすの神さま (偕成社文庫)