ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

なぜ受ける?snapshotうざいねん

しばらく前から、SMSに子供と一緒に犬の鼻や耳つけて加工された写真がしょっちゅう流れてくるようになった。何が面白いのかさっぱりわからんのだけど、やってる人がこれほどに多いのだから、彼らには面白いのであろう。パーティーの時に、髭やらメガネの棒持って記念写真撮るの好きな人たちだから、小物なしに手軽に加工できるんがいいんかなー。面と向かって言えないけれど、全く可愛くないねん、不気味やねん!

The BFG

 

The BFG (Colour Edition)

The BFG (Colour Edition)

 
  • Paperback: 224 pages
  • Age Range: 7 - 11 years 
  • ⭐️⭐️
孤児院で暮らす少女ソフィーは真夜中に巨人が向かいの家の子供部屋にラッパのようなものを差し込んでるのを目撃する。巨人はソフィーに気づき、巨人の国にある自分の家へさらっていく。
そこには夜な夜な人間の子供を喰らう恐ろしい巨人たちが住んでいるのだった。ソフィーので会った巨人は人間を食べない優しい巨人で、夢を集めては、子供達にそっと吹き込んでいたのだった。友達になった二人は、他の巨人たちが人を食べるのをなんとか阻止しようと計画を立てる。。。
 
Roald Dahlの著作の中でも一番、と言う意見も多い、優しい巨人と少女の冒険と友情を描いたファンタジー。Roald DahlをテーマにしたWorld book day のときにマチルダに次いで女の子に多かった仮装が多かったのが、ソフィーだった。ピンクのパジャマにメガネだけなので、簡単。タイトルを聞いたことすらなかった私は、その時全く気づけなかったのだが、マチルダ並みに知ってて当たり前、のストーリーらしいので読んでみた。
 
昨年映画化されたが、怖いから観せないという親を2、3人聞いていて、読んで当たり前の児童書が怖い???と謎だったけど、なるほど人食い巨人が出てくる話だったのかと納得。具体的にイギリスの子供は美味しいやら日本の子は小さいから倍食べるとか、まあ面白いけど怖いかも。
 映画は、原作とはまた違う仕上がりのようで、評価は微妙なようだけど。
 
感想としては、世間の高い評価ほど特別面白い作品とは思わなかった。確かに、第1章の出だしは、witching timeとかミステリアスで圧倒的な吸引力でドキドキするし、さらわれてしまう展開、人食い巨人の話までのくだりはとても面白かった。でも夢のコレクションの話や巨人退治の冒険に移ってくると、もういいかな。。。と何度も読むのをやめようかと思いつつ、なんとか読んだ感じ。The Witchの時もそうだけど、BFGの話し言葉がまず読みづらいというのがある。英語話者が私の英語を活字にしたら、あれのもっとひどいのだろうと思うと、それを面白がってる感じが当事者としてはちょっと辛いものもある(苦笑)
BFGの混ぜ言葉の造語がたくさん出てくるのも特徴で、human beings= human beans をポップコーンみたいに食べると言ってて、言葉遊びが面白いんだけど、英語話者じゃないので、ピンとこないのも多い。Dahl's Chickens という本が出てくるけど、実はそれはCharles Dickensなんだけど、そういう一般教養らしいこともすぐに気づけない。Roald Dahlを面白いと思えない自分は、まだまだ英語力がないということなのだろうなあ。。。。と思わずにはいられない。
 
以前、Doahld Dahlの伝記で、娘さんを幼くで亡くしていて、そのあとにThe BFGを書き上げたとあったように思う。児童文学にしては生死について結構触れられているので、びっくりしたのだけど、その影響があるのだろうか。巨人は巨人を食べないけど、人間は人間を殺す、など、皮肉もふんだんに盛り込まれている。
 
7,8歳ごろの年齢の子供らによく読まれているっぽいけど、どのくらい内容をわかって面白いという感想を持ってるのかなとも思う。巨人の名前が面白いとか、案外そんなトコだったりして。子供は、相変わらずFamous fiveに没頭してるし、Dahlはどうせまた学校で取り上げるだろうし、今読まなくてもいいかな。何度もよみなおすほど面白い本とは思えないから、急ぐよりもっと理解度が増してからの方がいい気がする。とりあえず、これで、ブックデーの仮装の時に、あ、もしかして、BFG   ソフィーの仮装?と気づくことはできます。
 
 
予告は面白くできてると思う。
 私には原作に出てくるソフィーがあまり魅力的でない(どっちかというと、好きじゃないかも!)んだけど、この子役の女の子はとても可愛くて、この子のソフィーのお話なら、評判はイマイチでもみてみたいなと思ってしまった。

 

 

 

 

Elmer

 

Elmer

Elmer

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 - 5 years

  ⭐️⭐️⭐️⭐️

 

パッチワーク模様のエルマーはいたずらが大好きでいつもみんなを笑わせる人気者。でもある日自分だけ違うことを気にしたエルマーはこっそりパッチワークを消して普通の象に変装します。

 

私も子供の頃読んで大好きだった記憶があるシリーズ。

カラフル模様は視覚に楽しく、子供も大好き。普通の象さんのカラーに変身するところ、そして、気づかないみんなをBOO!と驚かすシーンが何より大受け。この頃の子供は、BOO!ばかり言っててお互い大喜びしてたので、BOO!という場面がある絵本はどれでも受けた。違ってもいい、というメッセージもあって、良い絵本。

 

 シリーズ本いくつか読んだ中で、これが 象たちが竹馬をするのが面白かった。

Elmer on Stilts

Elmer on Stilts

 

 

Elmer and Rose

Elmer and Rose

 

 当時スーパーヒーロー大好きだった我が子、見つけた時大喜び。 

Elmer and Super El

Elmer and Super El

 

 

 

Yes

 

Yes

Yes

 

 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

たった8語しか出てこないけど、とても好きな絵本。

おさるのBoboがとっても可愛い。うちの子が最初に覚えた言葉はHiya,でその次がとにNoだったと思うんだけど、とにかく何を聞いてもNoしか言わない。よその子も似たようなものではないかと思うのだけど、まさに子供がおさるのBobo。Noというだけで面白く、あるある、という感じ。

 

シリーズ本はどれも大好き。親子愛が溢れてます。 

Tall

Tall

 

 

Hug

Hug

 

 

Five get into trouble

 

Five Get into Trouble (Famous Five)

Five Get into Trouble (Famous Five)

 

 ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️

 

イースターホリデーにサイクリング旅行に出かけたFamous five。楽しい旅行のはずだったが、ディックが人違いされ誘拐されてしまう。ディックを探して助け出すことができるのか?

 

シリーズ8作目。

危険度が今までより断然高い冒険。ジュリアンの存在感がすごくて貫禄あり。年長者の責任感、判断力、礼儀正しく、そして大人にも臆せず交渉する。こんな少年がいたらすごすぎる。

しかし、Famous fiveってしょっちゅう湖や川で泳ぐ場面が出てくるんだけど、一番暑い七月だって、泳げると思ったことないのに、今回なんて四月だよ。もちろん水は冷たいとなっているけど。。。。絶対無理と思うんだけど。海だって水温低い。南部だと、泳げるほどの暑さになるのだろうか。

Beast quest

 

Ferno the Fire Dragon: Series 1 Book 1 (Beast Quest)

Ferno the Fire Dragon: Series 1 Book 1 (Beast Quest)

 

 

Reading Age: 7+

Interest level: 7+

 

ついに禁断のBeast questワールドに踏み込んでしまった。

小学校低学年の男子の間で絶大な人気を誇るファンタジーアドベンチャー。続きが気になって寝る間も惜しんで読むらしい。複数の作家による合作らしく、2017年現在で106冊出ているとか。兄弟シリーズのSea questを合わせると、ものすごい本がすでに出ているわけだ。

 

この永遠に続く感じは、私が子供の頃にはまったグリーンサーガみたいな感じなのかな。本一冊ずつは薄く活字が大きい。絵本から本へ移行する導入本としては良さそうだけど、掲示板ではネガティブな意見がちらほら。読み物として文章があまりに簡単、展開もとても薄っぺらい、そして、シリーズが膨大なのできりがない、というのが否定派の意見。本を買うとシールがついてくるらしく、それがまたコレクター心をくすぐるみたいで、子供がねだり続けるそう。

 

うちの子供も最近本屋でボックスシリーズを見るたびねだられてたのだけど、

確かに字はすごく大きくて、挿絵も多く、これはあっという間に読み終わるのでシリーズへの投資がすごいことになりそうと危ぶみ、とりあえず図書館で借りよう、と買うのをはぐらかし続けてきた。もちろん図書館にあるのだけど、そこは人気シリーズなので、借りれる状態のものがとても少ない。だいたい、4−6冊で、シリーズが変わっていくらしく、1から読まなくてもいいのだけど、このシリーズが揃ってるものが全くない。それをやっと先日シリーズ16(87ー90)が4冊揃っているのを発見して借りてきた。

 

実際、ものすごく簡単な英語で書かれている。

Famous fiveを読み続けている子供には、これは簡単すぎて物足りないだろうと思ってたのに、とても面白いそうで、翌日にはあっという間に4冊読了。他のシリーズを読みたいのだそう。子供によると、魔法でbeastに変えられた生き物と戦う話、らしい。このシリーズのbeastは、子羊、サソリ、とかなんだそう。

 

あまりこればかり読んで欲しくないので、図書館で借りることのみにするつもり。シリーズ多すぎなので、記録が必要。

Beast Quest: 87: Styro the Snapping Brute

Beast Quest: 87: Styro the Snapping Brute

 

 

Beast Quest: Ronak the Toxic Terror: Series 16 Book 2

Beast Quest: Ronak the Toxic Terror: Series 16 Book 2

 

 

 

Beast Quest: 89: Solix the Deadly Swarm

Beast Quest: 89: Solix the Deadly Swarm

 

 

 

Beast Quest: 90: Kanis the Shadow Hound

Beast Quest: 90: Kanis the Shadow Hound

 

 

お菓子食べ歯医者の番を待つ子供

歯の定期検診に子供を連れて行った。春休みなので、子連れも多く待合室はいつにないにぎわい座る場所もない。そんな中で一〇歳くらいの少女がひたすらスナック菓子をバリボリ食べている。そしていかにも歯に悪そうな甘いスポーツ飲料を流し込んでる。なかなか歯医者の待合室で見かけない光景だな。。。あの子はただ母親の付き添いで、彼女が診察台にのぼるわけではないですよウニと、愛想のいい若い担当歯科医の顔が浮かんだ。