Harry Potter and the half blood prince
Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6)
- 作者: J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る.
Awful Auntie
- 作者: David Walliams
- 出版社/メーカー: HarperCollinsChildren’sBooks
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- Hardcover: 416 pages
- Age Range: 9 years and up
🌟
Awful auntieのお芝居が年始から全国ツアー中。ハーフターム、イースターと学校の長期休みに子供を連れていくレジャーとして舞台は人気。うちは親子して舞台鑑賞に薄い方なので、積極的には行かないのだけど、この舞台は結構周りで話をちらほら聞くので、面白いなら考えようかなと原作を手にとってみたところ、最後まで読み切れなかった。
両親を突然の事故で亡くし、Saxby Hallを相続した Setlla。元煙突掃除の幽霊少年と友達になり、Saxby Hallを奪おうと企む恐ろしい叔母とそのペットのフクロウに一緒に立ち向かう。。。
前から薄々感じていたけど、私はDavid Walliamsの児童小説はあまり好きじゃない。これは全く面白いと思えなかった。映像で面白いナンセンスなドタバタは適当な背景でも気にならないけど、活字はそういうわけにいかない。事故を装い両親の殺害を企む叔母というとんでもなくダークな設定にもかかわらず、笑いを狙うあまりにも雑な設定で、児童小説だとわかっていても、私には受け入れ難く挫折。フクロウのキャラも魅力なし。ハリーポッター3巻以降は人の死に出会ったりダークすぎるとして小学校低学年にはまだ読ませないという親たちの話を聞いているのに、同じく児童文学で人が死ぬということがあまりに軽く扱われてることに馴染めないからかも。今後David Walliamsはスルーで舞台ももちろん行かない。
ハーモニカ習う代わりにヴァイオリン
うちの子は小学2年生だけど、学校で音楽の授業を受ける機会なし。カリキュラムには音楽も並んでいるけど、朝礼でYouTubeかなんか映し出して流行りのポップ・ミュージックを歌うくらいで、音符を目にすることはないし、ハーモニカの練習もない。これから上の学年に上がっていくと楽器を習える機会はあるようだけど、少なくともうちの子の学校は有料クラスのようなので、音楽は一部の人のものだけという印象がある。副教科を重視しないあり方をとても危惧していたのだけど、友達に誘われて行政が補助する無料の音楽教室に通い始めた。子供達は好きな楽器を貸してもらって、ミニバンドを結成、そこで音楽の初歩を学べるのだ。うちの子が選んできたのはヴァイオリン。日本だと、漫画やドラマの影響もあって、ヴァイオリンって、裕福な人が習う、ものすごく敷居の高い楽器という印象を持っていた私はのけぞりましたよ。カスタネットもハーモニカも触ったことのない子供が初めてもつ楽器がヴァイオリンなんだもの。中にはフルートやクラリネットを貸してもらってる子供もいる。無料の教室なので、楽器を貸し出してもらったはいいけど、弾き方はろくに教えてもらってない、みたいな状態だけど、それでも無料でヴァイオリンに触って弾ける機会があるってすごいなあと思ってしまう。多分、ここらではマンツーマンで習うピアノよりもグループで習えるヴァイオリンの方が一人当たりのレッスン料が安くなることもあり身近みたい。お友達のお子さんはの学校では、格安でヴァイオリンレッスンを受けることができて、かつ楽器も貸してもらえるらしい。この教室、誰でも通えるのだけど、残念ながら自分で積極的に情報をとらないとその恩恵を受けれない。教えてくれた友達の学校の先生がこの教室に携わっているため、学校でこの無料教室活用を生徒保護者たちに積極的に働きかけているのだそう。だから、ほとんどここの生徒ばかりな気がする。対し、うちの子の学校の生徒はゼロ。うちはたまたま音楽教育に熱心なその学校の友達がいたおかげで知ることができたけど、公立学校で知れる情報量が異なるというのは、毎度ながら不思議なことだ。家庭の経済状況関係なく誰にでも門戸が開かれていて素晴らしいシステム、でも、その情報はオープンとは言えない不公平さ。とりあえず、情報の大切さを身を以て感じている。
Tuesdays with Morrie
Tuesdays with Morrie: An Old Man, a Young Man, and Life's Greatest Lesson
- 作者: Mitch Albom
- 出版社/メーカー: Broadway Books
- 発売日: 2002/10/08
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 5人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
⭐️⭐️⭐️
久しぶりに読んだ一冊。
10年以上前に買ったものの、数ページ読んで放置してたこの本。感動作と某サイトで勧められていたので、本棚から引っ張り出してきた。当時なんでこの本を買ったのかも思い出せないけど、書店の一番良い場所に置かれてポップに惹かれたのではと思う。でも、その時の私は若く、近親者含めて死は身近なものでなかったためとっつきにくかったのだろう。祖父母を見送り、そして両親との別れも確実に近づきつつある今だから読めたかなと思う。正直、私には感動作、というほどでもなかった。後から、当作品の心に残る言葉を集めたサイトなどもいろいろあって見たけど、ああ、あそこで出てきた言葉ね、って感じで、人生の大切なことを教わった、というほどの感想はもたなかった。1番じゃないとダメなのか、2番目じゃダメなのか?というセリフは蓮舫を思い出したわ。このセリフで感動した人は蓮舫批判しづらいよね。てかそれごもっとも、と支持してたかも。
一番印象的だったのは14回目のForgiveness。ここはちょっと泣けた。思い浮かべたのは弟のこと。訳あって彼の意思で家族と音信不通を取っているのだが、彼も両親がこの世を去る時、自分の不寛容を悔いるのだろうか。両親は、また彼の非礼不義理を許すのだろうか。これはうちの親に限っては間違いない。最後じゃなくても、いつでも受け入れの用意はできているのだ。あれだけのことをされても、子への親の想いはそれを越えて余るものなのだ。私も親になってみて、初めて少しわかるような気がする。
この作品そのものよりも、読んだ後に自分と自分の周りの人たちの来るべき最期の時について考えるきっかけになる本。親の最期はそばにいたいな、と思った。そして自分の時に誰かそばにいてくれる人はいるのか。。。ちょっと寂しいね。
この著者と師みたいな関係を築けた人は幸せだな。尊敬できる先生との出会いは人生を変えるのだな。そういえば、父も大学時代の恩師と、亡くなられるまで交流があったし、母は学生時代の習い事の先生をとても尊敬していて、習い事以上のことをたくさん教えてもらいお世話になってきた。私はそんな影響を受ける先生に出会えなかった。縁のものだけど、残念。名前すらろくに思い出せない。尊敬もないし、好きだった先生もいない。小中高と上がるにつれ先生の印象は良くない。荒れた中学校に通っていた私は心底先生という仕事を気の毒に思った。進学校だった高校はいい学校だったけど、先生の指導要綱は偏差値基準でとにかく少しでもいい大学に行け、と、なんのために大学に行くかを考える時間をくれた先生はいなかったな。大学の先生、特にゼミの先生はほんと、ただこなしてるだけって感じで最悪だった。先生だって生活がある。仕事である。過度な期待も迷惑だろう、生徒たちに情熱を傾け続けられる教師ばかりでなくて当然と思う。特に問題の多かった中学校の先生たちは、ほんとやってられなかったと思う。それを見て育ち、あんな惨めなのは嫌だ、教師にだけは絶対ならないと心に決めたのだから。でも、この本を読むと、そして親になって子を預ける立場になり、教師とはなんと崇高な職業かと思う。今なら、選びたい職業の一つ。未来ある子供に関われるなんて素晴らしいよね。我が子はある出来事をきっかけに1年生にして、先生は話を聞いてくれない、と不信を持ってしまって、それ以来他の先生にもあまり懐かない。来年には新しい学校に移り、またたくさんの先生に出会う。その先も、そのまた先も。彼女が良い先生に巡り合えることができたらいいなと願っている。
頭掻く 仕草にどきり またシラミ?!
子供が頭をぽりぽりかきはじめた。この光景見覚えあり。もしや。。。シラミ?
子供が初めて学校からシラミをもらってきたのは4ヶ月前。あの時は学校で流行ってると連絡を受けていたにもかかわらず他人事にしてたら2週間後に発生。気づくのが遅れたため私までもらって、大騒ぎの駆除劇をした。それからしばらくは毎日毎日コームを通しては、怪しいものがついていないか顕微鏡でチェックするというシラミノイローゼ状態で、夫や子供に嫌がられ呆れられていたのだけど、それもいつしかすっかり忘れてしまっていた。
あの時はオロオロしたけど、2回目なんでね、一応勝手はわかるし、薬やコームもストックあるからね。卵らしきものを2、3あったけど、前回の比ではなく、シラミは早期発見に限るね、ちゃちゃっと薬使って終了。しかし、ヤツを匂わすものなどみたくないにもかかわらず、顕微鏡使うのはなぜかやめられず。前回ヤツを顕微鏡に認めた時はあまりのおぞましさに息が止まり鳥肌立った。あんなの二度とみたくない、それなのに顕微鏡を覗かずにいられない。怖いもの見たさは止まらない(苦笑)
本読むのいいけど外にも出てほしい
結局1週間かからず読み終えてしまった。それだけ面白いのだな。
Harry Potter and the Order of the Phoenix
- 作者: J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: Ren Min Jiao Yu Chu Ban She
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
ボリュームある4巻を読み終えた満足感で、5巻はしばらく「休憩」する、といった娘だったが、その翌日には前言撤回。理由は学校で、友達にハリーポッターが好き、4巻まで読んだ、面白い、と話したところ、友達が私も4巻読み終わって5巻目に入ってる、と言ったからだった。でも結局、その友達は3巻を読み始めたところだったらしい。友達がもう読んだ、やったことある、知ってる、とかいうのをきっかけに娘は友達と話を共有したかったり、興味を持って始めることが少なくないんだけど、それが今回みたいに、実は友達はまだやったことなかったり知らなかったりして、追いつきたかったはずの娘が先に進んでしまう。。。というパターンが結構多い。娘、実は友達との会話に問題があるんかな、とちょっと心配になるけど。なんか、不思議だわ。
とにかくこれで6巻に手を出すのはしばらくお休みになるだろうから、もっと外に連れ出したい親としてはよかった。本読むなともいえないし。 本好きに育ってくれるのは嬉しいんだけど、でも週末は外の空気を吸って欲しい。体を動かして欲しい。今日は比較的暖かかったので、外へ連れ出すことに成功。(でもPokémon GOで釣っているけど。。)久しぶりの公園はクロッカスの花や水仙の芽があちこちに顔を出していた。風に乗ってくる甘い香りを辿って振り返ると、黄色い花が咲いていた。春を感じる。陽の光をしっかり浴びて、夜はぐっすり寝て欲しい。