ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

パーティーをやってみるのも悪くない

子供の誕生日パーティーを初めて開きました。親としてのレベルがやっとこ一つ上がったような自己満足感(笑)この国では大人もこどもも誕生日のお祝いが派手。私はこの国の誕生日文化が苦手。ナーサリー入園とともに、こどものパーティーの招待を続々受けるようになりました。はじめのころは他のお母さんたちと知りあうためにも顔を出さなきゃ、と頑張って行ってました。でも、誕生日パーティーに行くたびに、うちは絶対やらない。と思ってました。子供のパーティーごときに、どうしてあんなにお金を使うのか、理解できなかったし。(£200−£300はかかる)くらいあんなにたくさんのプレゼントもらって、それを当たり前に思うのも、と不思議でしかなかった。親の負担も大変。お金払って疲れることするなんて、ありえない。小学校にあがってから、今のクラスの保護者たちは関係が希薄なので、うちは仲良しの友達のパーティーだけ参加するようにしてますが、呼ばれたら予定がない限り行く人は多いのかな〜どうなんでしょうか。

=パーティーをやらない理由=

 ①お金がかかる。

②どうせなら、そのお金で家族で1泊旅行にでもするほうがいい。

③一度にたくさんのプレゼントをもらうのも困る。うちはプレゼントはほしいものを、ひとつだけ、という考えで来てるのが崩壊する

④自分の子供の誕生日に他人の子をもてなすという考えに慣れない。(利己主義ですいません)

⑤主役が楽しそうでないパーティーがなんどもあった。主役が涙、涙なんて、見てるほうも辛い。

⑥パーティーやったとしても、皆きてくれないか、わからない。

 

幸い、うちのこどもはパーティーをしたいと言いださないことに助かってました。うちの子は大人数で遊ぶのが苦手で、パーティーにつきもののディスコのような大きな音楽やエンターティナーの張り上げる大声がとても苦手。パーティーゲームは退屈といって積極的じゃない。好きな友達とは遊びたいけど、パーティーは嫌だ(全員招待するものと思い込んでるから)と思ってる風でした。

でも、私のパーティーに対する考えも少しずつ変わってきました。パーティーなんて不要、から、嫌だけど、パーティーをひらくべきなのでは、と思うようになりました。この歳のこどもの交友関係は親抜きに考えられない。今の学校の友達の親は忙しい人が多く、ほとんど顔をあわせることもない。送り迎えにいつも見るお母さんもいるけど、親しくなれず挨拶すらろくにしないような状態(少なくとも私とは)だから、放課後や長期の休みにプレイデートを学校の友達と設定することもできない。こども同士が学外で遊べる機会はパーティーだけという状態。だからこどもの社交場必要なのかな。。と思うように。でも、はたしてみんなきてくれるのか心配だったのだけど、仲良しの友達も固定してきたこともあり、パーティーを開くことにしました。

 

今まで行ったパーティーは3通り

①パーティー商業施設やスポーツ施設のパーティープラン利用。一番多いパターン。簡単楽チン。最少10−12人から。

②ホールを借りてエンターティナーを呼ぶ 人数が増えても値段が変わらないので、クラス全体+その兄弟姉妹をを呼べる サイエンス、爬虫類ショー、マジックショー、パイレーツ、プリンセスなどなど

家族総出で炊き出しサービス体制を整える必要あり。

③自宅でする。私の周りでは少数。 

 

ちなみに、娘が今まで行って一番面白かったのはプールパーティーだそう。

 

我が家は狭くて少人数でも人をお招きするスペースでもつくりにもなっていないので、ホームパーティーの選択肢はなく、ゲスト数も限られてるので①で、トランポリンパークのパーティープランを利用しました。こういうところは最少人数が決まってて10から12人。娘が呼びたいお友達は学校の友達5人と学外の仲良し3人の計8人。今まで招待してくるクラスメートをよびかえしで招待リストにいれたほうがいいか少し迷いましたが、そうするとクラスの女子の中で呼ばない子のほうが少なくなってしまう。いくら仲良くないクラスメートのパーティーとはいえ、呼ばれた子と呼ばれてない子の線引きを目の当たりにするのは残酷なことだと思うし、やっぱり最少人数に充なくても仲良しグループだけに絞ることにしました。我が家の予算上全員は無理だからね。こういうこと事態を避けるために全員招待する人が多いんでしょうね。

 

パーティー自体はお金払うだけで簡単。みんな喜んでくれて楽しいパーティーとなりました。

 嫌だと逃げ続けていたパーティーだったけど、やってよかったです。

 

=パーティーやってよかったこと=

①まず、はじめて子供が主役になれた。娘は言葉の壁のせいか、仲良しグループの仲ではいつも自分の主張が通らない端っこポジション。でも、この日だけはセンター。笑顔弾けてました。

 

②準備を子供と一緒に楽しめた。

パーティーが楽しいのは当日だけじゃない。うちの子はポケモンが大好きなので、招待状、パーティーバッグはポケモンで統一することにしました。一枚一枚、子供が違うポケモンの絵を描いて仕上げ、中身も全てポケモングッズ。ケーキはオーダーしましたが、娘と一緒にポケモンのトッパーで飾って大満足の出来。

 

プレゼントの相場を知れる。いやらしいけど、ずっと気になってた笑 今までプレゼントするばかりで、はじめて頂く立場になりました。うちはパーティーしてないので、どんなものをみんながプレゼントしてるのか皆目見当がつかず。仲良しの子だと、好みもわかるから喜ぶものを結構一生懸命探して、上限をさらに緩めたりして。これが結構大変で、苦痛だったのだけど、あんなに考えてプレゼント選ぶ必要全然なかったんだーとおもえました、少なくとも私たちの今いる環境では、プレゼント価格もぐんと下げようと思っちゃった笑 娘は初めて友達からもらうプレゼント、どれも喜んでたけど、明らかに適当に選んだ感じのものも。自分がプレゼントにもらった要らない小物を寄せ集めたのかなという印象のものやスパイダーマンのヘリコプターなど。うちの子は女の子で、スパイダーマン好きでもなんでもない笑「なんでスパイダーマンなんだろう」って子供も言ってたけど、普通女の子にそういうの、ないよね苦笑 子供の友達のプレゼントにそんなお金使うのはずっと疑問だったから、すっきり。次回からその子たちのプレゼントは気張らなくていいんだもんね。一方、娘の好きなものを選んでくれたプレゼントもありました。それらはママを含めて仲良くお付き合いをしているお友達からのもの。そして、その日はたまたま私の誕生日でもあったのですが、なんと、私にもプレゼントを用意してくれていた!そのママ友たちはみな学校外のおつきあい、一人は娘が2歳くらいのころからの知り合いです。学校ママたちとのおつきあいがあまりうまくできていない私には、ママ友たちのやさしさが涙がでるほど嬉しかったです。じつは、今回パーティーを開くことにしたのは、昨年このママが娘の誕生日に合わせてピクニックを企画してくれたこともあります。プレゼントも用意してくれて。私がしないから気を使ってくれたんですよね。子供からはじまったおつきあいだったけど、年数を経て、私の友達、といってもいえるようになってたことに、心から感謝しました。

 

④友達の親との関係を築く・見極める

私があまり学校の友達の親と親しくできていないため、プレイデートなど設定してあげれないことを申し訳なく思ってました。特に娘が一番好きな友達のお母さんとは挨拶すらまともにしてなくて、親どうしが少しちかくなれば、少し変わるかなという淡い期待がありました。でも、これはそんなうまくいかなかったですね。私のことを避けてるお母さんはパーティーのあとでも変わりませんでした。でも、それで、逆にすっきりし。私とできるだけ関わりたくないんだな、もうこれは変わらないな、と気持ちがわりきれました。パーティーの出欠の返事だって、まともにくれないお母さんもいました。最終的にくれなかったのは一人だけだったけど、返事もらえるまでは結構悶々としてました。返事くれなかった人は、そういう人なのだと、もう親しくなる努力する必要もないとふっきれました。一方学校外のもともと仲良しのお母さんたちは、パーティーとても喜んでくれて、さらに仲良くなれた気がします。

 

で、来年のパーティーは?

 さて。終わったばかりだけど、もう来年のことを考えてる私^^;

1度やれば十分!次はナシ!と思う反面、面白かったし、またやってもいいかな、と思うのと半々ってところ。子供達にも保護者にも良いパーティーだったと言ってもらえて嬉しかったし。なによりも我が子が喜んでくれた。でうちは家で開くことは難しいので、また会場を探すことになるけど、会場でするパーティーだって、近いうちに卒業するでしょう、それならやれる間にもう一度やってもいいかなと思ってます。目星つけてるところもあるし。もっと大きくなってくると、子供達を喜ばせるのも大変。スリーピングオーバーに移行していくという話を聞くけど、それは頼まれてもやる気ないので。ただ来年はジュニアに異動して環境が少し変わるので、友達関係も変わるでしょうし、また娘がパーティーよりそのお金でゲーム欲しいって言いだすかもしれないので、わかりませんが。