成長を促す秘訣友にあり
ハリーポッターにハマっていた娘だが、4巻目を読んだところでひとまず打ち切るといった。私は友達から2、3巻くらいまでが内容的にこの年齢に妥当だと聞いていたが、娘が分厚い4巻目を手に取った時は本当に読めるのかと思いつつも、本人の選択に任せていた。4巻目はトーナメントの話で内容的にも面白く娘は楽しんだが、さすがにボリュームがあり、同じくらい分厚い5巻目にはすぐ飛びつかず、休止宣言となった。最近ハリーポッターに夢中すぎて、学校の宿題のリーディングをほっぽり出して読んでいたので、ちょっとまずいなと思っていたところだった。
ところが、昨日帰ってくるなり、5巻目を読んでもいいか、と聞く。
読まないって言ってたじゃない、というと、娘の友達が娘と時を同じくして4巻目を読み終わり、5巻目を読み始めたところだと知ったらしい。娘は割と負けん気が強いほうで、友達が読めるなら私も、と言うわけ。
友達がやってるから、やりたい、続ける、と言うパターンはとても多い。
親が言うと嫌々だけど、友達から受ける刺激や意欲は本当に大きい。最近、そう思うことがしばしば。娘は今リーディングがクラスで一番上なのだけど、思えばそのきっかけは友達が読んでいるFamous fiveからだった。私は聞いたこともなかったので、娘が言わねばそのシリーズを与えることもなかった。あの時に読書習慣が身について今があるのだろう。
算数も、常にライバル視してる男の子に負けたくなくて、頑張ってる。
スイミングも最近頭打ちだったのが、学校でもスイミングが始まった途端、友達に負けたくない、上のグループに入りたい、学校対抗試合の代表選手に選ばれたい、と普段のレッスンにも力が入るようになった。
いやはや友達の影響はとても大きい。
本当はもっと友達との時間を作って関係を深めてあげたいのだけど、それが私の力不足でなかなかできずにいるのが残念。今日から友達に誘われて音楽レッスン。家では嫌々やってるピアノだけど、友達が楽器に挑戦しているのを目の当たりにして、娘のやる気がくすぐられることを願う。本人はヴァイオリンをすると言ってるけど、さて。
それにしても、シリーズを読み始めたのがクリスマスで、約1ヶ月で5巻目。
私が娘の歳の時、本ばかり読んでいる子供だったけど、でも1年生で挿絵ゼロの小さい字の分厚い本は読んでなかったと思う。こっちの子供たちは日本に比べて断然勉強しない印象しかないけど、それでも本は読めるのだな、すごいなあ。
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Harry Potter and the Order of the Phoenix
- 作者: J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: Ren Min Jiao Yu Chu Ban She
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: ペーパーバック
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- Hardcover: 766 pages