ぐれーとふる365 

子供の読書成長記録(洋書和書)多読というらしいですが、語数はカウントしてません。

Grill pan eddy

 

Grill Pan Eddy

Grill Pan Eddy

 

 

  • Hardcover: 32 pages

 

 

"I'm Grill Pan Eddy! Everybody ready?
Catch me if you can!"

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

家に住み着いているうるさくて厄介者のネズミGrill Pan Eddy をあの手この手でなんとか追い出そうとする家族との戦い。その結末は?

ネズミは死ぬほど嫌い。一度ネズミがいつの間にか家に入り込み、姿を見せないネズミとの死闘を思い出す。エディじゃないけど、罠仕掛けても全くかからない。ワザ笑うかのように糞だけあちこちに散らばってるのを朝見つけた時の脱力感といったらいいようもない。いつしか知らぬ間にネズミは出て行ったらしく、姿を見せなくなったけど、その家を出るきっかけになった。この家族は最後エディを受け入れるけど、絶対無理だわ。うんち落ちてないのが寂しいなんて、とんでもないわ。でもこの絵本は、面白くて、ちょっとしんみりして、最後にオチが用意されていて、いいです。でもネズミは絶対受け入れないけれど。

今日はこれから友達の家でホームパーティー。引っ越すときにお手伝いをしたのだが、それからたった一ヶ月で再引っ越し。原因はネズミ。ネズミとの共存はできないのである。

The snail and the whale

 

 

The Snail and the Whale

The Snail and the Whale

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 - 7 years
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 広い世界に憧れる小さな貝のsnailが大きなクジラの尻尾に乗って大海原へ。初めて見る世界、数々の大冒険に大興奮。ある時、クジラが浜辺へ打ち上げられ身動きできなくなってしまった。小さなsnailが大きなクジラを助けることができるのでしょうか。

 

お友達の誕生日パーティーで、パーティーバッグとしていただいた。しょうもないおもちゃじゃなく、絵本を選ぶところが、本好きのママ友らしい。広い世界を見たいという冒険心をくすぐり、実際に飛び出す勇気、そして体が小さくてもすごいことができる!とポジティブなメッセージがあって好きな絵本。

でも、ここでも思うのが、snailってまた随分ざっくりしてるなあ。。。と。snailって言ったら、カタツムリを思い浮かべるけど、実際絵本見たらわかるけど、ビーチの岩場にくっついている巻貝 (sea snail)なんだよね。いいんだけど。

 

Tiddler

 

Tiddler (Early Reader)

Tiddler (Early Reader)

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 - 7 years
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ちっちゃいお魚のTiddlerは大きな作り話が大好き。

学校に遅刻するたび、想像力全開の作り話で言い訳をします。

「先生、遅れてごめんなさい。今日は早く家を出たんだけど、途中でいかに捕まってしまいました。ジタバタもがいてるところに亀がやって来て助けてくれたんです。」

タツノオトシゴに乗ったんだよ。」「人魚に会ったんだよ。」

さて、次はどんな話をするのでしょう。

 

最も愛され親しまれている国民的絵本作家、Julia Donaldsonの作品。Gruffaroはじめ、子供達は彼女のライミング絵本を読んで育つと言えるんじゃないかしら。いつも組んでるイラストレーターの方の画風が独特なのですが、彼女の作品はいたるところで見かけます。休みになると映画や舞台になって子供達の。その中で、私と子供がいちばん好きな作品がTiddlerです。海洋生物大好きな我が子には、続々と海の生き物が登場しお話をつないでいくのがたまりません。イラストの中に知っている魚を探したりして、何度も読みました。先生が点呼する時にいつもTiddlerがいなくて、またー!となるのを大喜び。 現れたTiddlerの想像力豊かな作り話の言い訳に喜び、そして、その作り話に助けられる展開に笑います。最後にはもひとつオチがあり、とても面白い。うちの子は本を読んでいる割に想像力が貧困なのだけど、Tiddlerみたいな悪のない壮大なホラ話を作るお話は刺激を与えてくれるのじゃないかなと期待。読んだ後は、確かに作り話をしたがります。まあ、真似事で創作性ゼロだったけど、それでも作ろうと(マネだけど)、するだけでもいいんじゃないかと。

Tiddlerという種類の魚がいるのかとおもったら、小魚のことを指すようで。

子供は海洋生物の本を借りて来ては、気に入った魚を図鑑で調べるのだけど、その度に思うのが英語の魚名は、日本のに比べて随分安直なものが多いなあと。もちろん、正式な学術名はあるのだろうけど、子供向けの本だとものすごくざっくりと扱われてる印象。やはり日本は魚を愛する国だなあと思います。

 

 

 

Samurai warrior queens 中野竹子

 何気なくテレビを見ていたら、日本の戦国時代らしい映像が流れ的て思わず手が止まった。会津若松の女侍、中野竹子を特集した英語の番組だった。

サムライ好きの外国人が作り出したとんでも番組かと思ったら、実在の人物だった。国を守るために自ら武器を手にし、死に際までも勇ましい、こんな女性たちがいたなんて何も知らなかった自分の無知を恥じた。

このようなNHK大河ドラマ「八重の桜」はこの時代会津若松で戦った山本八重が主人公らしいが、中野竹子も登場していたらしい。海外で紹介されている日本人を知らなかった自分の無知に恥じ入るばかり。幕末時代を描いた作品は、司馬遼太郎の「燃えよ剣」と「竜馬がゆく」しか読んだことがない。どちらもなんと太い生き様かと強い感銘を受けたものの、歴史のことは曖昧。今一度幕末ものを読んでみたい。

 

評判良さそうなので読んで見たい。 

 

戊辰繚乱(新潮文庫)

戊辰繚乱(新潮文庫)

 

会津藩士にして新撰組隊士、山浦鉄四郎。かれが愛した、薙刀の達人、中野竹子。逆賊とよばれた若者たちの恋と戦、生と死の全記録。愛のために身命を賭した新撰組隊士―感涙の青春歴史小説

Dinosaurs Love Underpants

 

Dinosaurs Love Underpants

Dinosaurs Love Underpants

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 years and up
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️

 

どうして恐竜がいなくなったのか、本当のところは誰も知らない。

この本を読めば、その謎が解ける、かも?

 

オムツを卒業しパンツ移行する子供たちを応援する絵本はたくさんある。

原始人のパンツが欲しくって恐竜たちが取り合いの死闘を繰り広げる荒唐無稽ぶりが、とっくにパンツが当たり前になってる子供達にも面白い。この絵本は、エイリアン版、パイレーツ版があって、どれも面白いらしい。子供に最後のページに他のシリーズに出てくるキャラクターも隠れているのだと教えてもらった。よくある手法だけど、子供にはいつも受ける様子。

 

シリーズ版。 

Aliens Love Underpants! (English Edition)

Aliens Love Underpants! (English Edition)

 

 

 

Pirates Love Underpants (English Edition)

Pirates Love Underpants (English Edition)

 

 

Who's in the loo?

 

Who's in the Loo?

Who's in the Loo?

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 2 - 3 years
  • ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 トイレにいるのだあれ?

すごく長い行列ができているよ。

象がうんちしているのかな?

 

トイレトレーニングの絵本は和洋問わずたくさんあるけど、私の一押しはこれ!

トイレトレを始めた2歳頃に読みました。うんちやおしっこって言葉、子供は好きだけど、それにいろんな動物が次々出て来て、とっても楽しい。子供も私も大好き。イラストもいいです。ちなみに、同じ作者が他にもトイレトレ関係の絵本を何冊か出してるのは、いまいちだった。

 

 日本語のトイレトレ絵本。これは大喜びでよく自ら読んで聞かせてくれたなあ。

怪獣のうんちの場面でいつも絶叫してたっけ。

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん( 4))

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん( 4))

 

 

Tadpole's promise

 

Tadpole's Promise

Tadpole's Promise

 

 

  • Paperback: 32 pages
  • Age Range: 3 - 18 years ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

恋に落ちたおたまじゃくしと毛虫。

「あなたのことすべて大好きよ。ずっと変わらないと約束してね。」

でも、おたまじゃくしは姿が変わっていく。そして毛虫も。。。

さて二人の恋の行方はいかに?

 

子供の好きなおたまじゃくしを題材にした絵本だったので、何気なく手に取ったのだけど、子供に読みながら、あまりの衝撃的なラストを全く予想できずど肝を抜かれました。多分、これより衝撃を受けた絵本はないかも。。。子供の絵本でこれはいいのか?!私の方がびっくりしてしまい、当時の子供の反応は全く覚えてない。

うちの子はちょうちょよりおたまじゃくしが好きなので、平気だったのかも。これが逆だったら、泣いてたのかも。。。

久しぶりにこの絵本を見つけ、自分で読んだ6歳の我が子。悲しい話にめっぽう弱いので、さてどんな反応か。。。と横目で見ていたのだけど、悲劇の結末に面白い!と大受け。

 

悲しい結末なので、子供に読み聞かせする前に、親が一読して判断することをお勧め。

大人には面白いと思うけど、子供には読ませたくない親もいるでしょう。私は深くて好きです。

 

 他におたまじゃくしもので読んだもの。

でもイラストが、おたまじゃくしというよりおばけで。。。。

おたまじゃくしの愛らしさがちっとも出てなくて、それ以上の印象が残ってない。

The Teeny Weeny Tadpole

The Teeny Weeny Tadpole