Five go down to the sea
Five Go Down to the Sea (Famous Five)
- 作者: Enid Blyton,Eileen Soper
- 出版社/メーカー: Hodder Children's Books
- 発売日: 1997/04/23
- メディア: ペーパーバック
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⭐️⭐️⭐️
Famous fiveシリーズ12。
購入した10巻セットを読み終えたので、あとは図書館で借りることにした。1冊ごとに冒険は完結するので、順に読む必要がないので助かる。貸し出し中のことが多いからね。
Cornwallが舞台。羊飼いの老人から昔、嵐の夜に密輸業者が偽のライトで船を岩礁に誘い込み難波させ物品を奪っていたという話を聞くがジュリアンたちは半信半疑。しかし嵐の夜に塔から謎の光が。いったい誰?
ミステリーは荒い仕上がりでシリーズの中ではいまいちだと思ったけど、登場人物が面白かった。どこにでもついてくる少年ヤンの疎ましさは本当にそんな子がいそうだし、普段入れ歯をせず不明瞭な言葉を発してるファーマー、そしてその言葉を100%解する明るく元気で美味しいご飯をいっぱい作ってくれるその奥さんが魅力的だった。
Famous fiveはいつも食べ物の描写がとても美味しそうなのだけど、今回滞在先のファームの奥さんが振る舞うご飯が今まで読んだ中でも格別に美味しそう。ファーム滞在を経験したくなる。tounge、って牛タンのことなのかな?ジャムターツ、とても魅惑的に聞こえるけど、実際はそんなに好きじゃないんだよね。でもコーニッシュパイは初めて食べた時は美味しくてびっくりしたな。ただ、重たくてそんないっぱい食べれないけど。コーンウォールにますます行きたくなってしまった。
面白かったのが、コーンウォールの人たちが、イングランドの人たちを外国人扱いしているところ。同じイギリスでもそんなに違うのかな。コーンウォールに住んでいた友達は絶賛していて、是非行くべきと勧められている。今一番行ってみたいところ。