Percy Jackson and the battle of the labyrinth
Percy Jackson and the Battle of the Labyrinth (Book 4)
- 作者: Rick Riordan
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: ペーパーバック
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4巻目。冒険の舞台は地下ラビリンス。ミノタウロスを閉じ込めていたクレタのラビリンスはあまりにも有名。この本を読んだ後、学校のレゴクラブでラビリンスを作って賞をもらっていました。ラビリンスに色々罠を考えるのが楽しかったみたい。
イカロスが登場するので、小学校の唱歌でおなじみの「勇気一つを友にして」を教えたら気に入ってずっと歌っている。
ルークたちがラビリンスを利用してハーフキャンプ、オリンポスを襲うことを防ぐためにルークよりも先にラビリンスを設計したダイダロスのワークショップを探すことに。ダイダロスは羽の蝋が溶けて空から落ちて死んだイカロスの父親。ダイダロス親子を逆恨みしてラビリンスに閉じ込めたミノス王は霊として登場。
ラビリンスを入ってまず待ち構えていたのはヤーヌス。ローマ神話の出入り口と扉の守護神。前と後ろに反対向きの2つの顔を持つのが特徴の双面神。物事の内と外を同時に見ることができた神。
今回の冒険では、女神ヘラが再三登場、パーシーが困難に出食わした時に助言を与える。
The triple G ranch
三頭三体の怪物Geryonの所有する牧場 The triple G ranchへ。パーシーは友人の解放を条件にGeryonにヘラクレス同様長年一度も掃除をされていない人喰い馬の小屋の掃除を申し出る。ヘラクレスのように小屋の両壁に穴を開け、川の水で綺麗に掃除しようと思ったパーシーだが、自分の川が汚染されたくない川の精の協力を得れずピンチに。見かねた川の精はパーシーは海水を呼び寄せる力があることを教え、海水を呼び川の水を汚さず解決する。
ところで、ヘラクレスが掃除したのは30年間掃除されていない300頭の牛がいる牛小屋。人喰い馬はヘラクレスに与えられた難業の一つに登場。(トラキア王の人喰い馬を連れ帰る)
ダイダロスのワークショップの情報を得るためヘパイストスの鍛冶場へ。ダイダロスの牧場で働いていたEurytionからもらったアドリアネの糸ならぬクモのマシーンが道案内してくれる。道中スフィンクスに遭遇、アナベスに問題を出すのだが、ギリシャ神話でスフィンクスの謎を解くのはオイディプス。神託通り知らず実父を殺し実母と結婚してしまった悲劇の王。
ヘパイストスst Helens(ワシントンにある活火山)の鍛冶場の侵入者、その理由を突き止めるミッションを受ける。
その醜さゆえ実母ヘラから投げ落とされたへパイストスは海神テティスとエウリュノメに拾われ育てられた。母ヘラへの感情を吐露する。
カリュプソ
パーシーはカリュプソの島にたどり着く
ーオデュッセウスは天球を支えるアトラスの娘、カリュプソの住むオーギュギアー島に漂着。カリュプソはオデュッセウスを愛し、7年間一緒に暮らす。オデュッセウスを出航させるようカリュプソを説得に現れるのは神ヘルメスだが、この話ではへパイストスが現れ、パーシーが起こしたst Helensの爆発でゼウスに匹敵する力を持つ最強の巨人、Typhoneを目覚めたかもしれないと伝えダイダロスへの部屋へのヒントをくれる。
ルークに捕まりAntaeusのアリーナにグラディエーターとして送り込まれるパーシー。
Antaeusはポセイドンとガイアの息子半巨人。大地の女神の息子なので、地上では不死身。空中に吊るしてとどめを指す。これはヘラクレスの逸話。
グローバーたちサティアが長年探し続けていた牧神パンをついにニューメキシコの洞窟公園 Carlsbad Caverns(世界遺産)で発見するが、彼の死を見届けることになり最終巻へ。